7月1日から上海ワールド・フィナンシャルセンター(SWFC・上海環球金融中心)で行われておりますスタジオジブリ公式展覧会「World of GHIBLI in China」の閉幕が近づいてまいりました。
弊社は4F「となりのトトロ」上映30周年記念-ジブリのアートの世界では 造形エリアの企画・デザイン・設計・施工・監修を、
94F 天空の城-ジブリの飛行夢想では飛空艇エリアの設計・施工・監修をそれぞれ努めさせていただき、今回の展示に合わせ造形物のほとんどの製作を現地中国にて行いました。


4F造形物エリアの目玉となる1/2の「サツキとメイの家」
写真のように人の大きさと比較すると分かりやすいのですが
1/2のスケールは大きいようで小さく、なんだか不思議な感覚になります。
実際に住めそう、、

照明が暗転することによってまた違った表情を見せます。

お父さんの書斎。家具、大量の本、床や机に置かれた小物もちろんすべて1/2サイズ。

空き家としてかなり年月のたった家の再現の為細部に至るまでエイジング作業を行っております。

使い古されたパレットと描きかけのスケッチブック。
描いてる途中でどこか遊びに行っちゃったのかな?
奥に見えるのがメイちゃんの落書き。

おたまじゃくし!

トトロが眠る樹。尻尾が動き、すやすや眠っている姿が可愛い。

今回の展覧会の為にスケールアップして製作された94Fの全長8mの飛空艇。機体が上下し、プロペラや尾翼も動く様になっています。

この角度から見る飛空艇もなかなか迫力が、、

上海の上空に飛空艇が!!
中国大陸初のジブリさんの展覧会であり、待ちに待った大勢の中国のファンの方々が目を輝かせなから展示物をご覧になる姿が見られました。
やはりアニメが国と国を繋ぐ大きな力を持っていると感じました。
4Fでは造形物エリアの他に繊細なタッチの原画と共にジブリさんのこれまでの歩みを振り返ることが出来、とても充実した展覧会になっております。
会期は10月7日までで残りわずかな日数ですが是非会場で体感していただければ幸いです。
映像制作企画部 (今)