マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

ヒシダイを食してみれば・・・

2011年02月23日 | 料理
今回の主役はやっぱりこの方でしょう。

そう、ヒシダイくんです。

オニ料理はあっちこっちのブログであがっていると思うので、ヒシダイでいってみました。
体長は23cmですが、体高の方が大きかったとおもいます。
重さは250g、普通サイズのハナダイぐらいの重さですね。

最初は意地で刺身に作ろうかと思ったのですが、細かいウロコがものすごく硬く、ひれの周辺やエラぶたのあたりのウロコがとれずに挫折。もののサイトによれば塩焼きでいけるらしいですが、せっかくの赤い色が汚くなってしまうので、これもやめて、結局姿揚げにしてみました。


<ヒシダイの姿揚げ>



内臓をとって(これも苦労したんだけど、エラぶたの隙間から包丁を入れて掻きだしました)塩・コショウし、小麦粉をつけて160℃の油で20分ほど揚げます。
味は・・・うまいです。まず、ウロコがいい感じに揚がっていてサクサク食べれます。今回はウロコは取れるところだけとったのですが、とらない方がきれいにできると思います。
身はしっかりしていて、たとえるならイシダイが近いかなぁ。味が濃く食べ応えがありました。姿も美しくひな祭りの雛だんに添えても映えますね。
ぜひお試しください。

後はオニ料理です。2尾以上釣れればいろいろやってみたいんですが、1尾では定番料理で行くしかありません。

<オニカサゴの薄作り>



やはりうまいですね。アサツキが手に入らず、万能ネギを巻いて食べましたが、おいしかったです。日本酒に最高ですね。

<オニカサゴとアヤメカサゴのしゃぶしゃぶ>


しゃぶしゃぶのダシはもちろんオニカサゴとアヤメカサゴの中骨と頭でとったものですが、このダシがものすごく濃厚。
ガキは茶漬け、わたしと嫁は雑炊でたべました。家のガキはタイのダシの茶漬けはよく食べているんですが、"今日のダシはうまいな"と抜かしておりました。
胃袋と肝はしゃぶしゃぶのネタとして食べましたが、胃袋はホルモンみたいでうまかったです。

欲を言えば、もう一尾はほしかったですね。

<帰りにかったフルーツ>


伊東の帰り道、道端の直販所で買いました。キウイが完熟でめちゃくちゃうまかったです。柑橘類の方は名前をわすれましたが、これも甘くておいしいです。

<こんなものを買ってしまいました>


ああ、堕ちていく・・・・

2011年2月19日 オニカサゴ釣り 土産はなんとか・・・

2011年02月20日 | オニカサゴ釣り
今回はりんりんパパさんに声をかけていただき、宇佐美の秀正丸にオニカサゴを釣りに行ってきました。
メンバーはまるかつ大将マルッチPPさんすずきんさん、さきけんさん、りんりんパパさんと私の6名

<秀正丸>

秀正丸は前にメダイ(釣りものは遠征五目)で以前お世話になったことがありましたが、船は大きく人数も適切で、しかも中乗りさんがとても親切。お祭りしてもすぐにといてくれます。とても良い船宿です。

右舷を6名で占領し、一時間ほど走った赤沢沖 130mダチでつり開始。
オニカサゴを専門に狙うのはいつ以来だったかメモにもなく(記憶にはある)釣り方もぜんぜんわかんないのですが、とりあえず底にいる魚だろうということで根掛りを恐れず、錘がなるべく底近くに来るようにします。

最初のアタリは激しく竿先をたたく強烈なもの「なに?」って感じでしたが間もなくいなくなりました。
上げてみると枝針がなくなっており、たぶんサメでしょう。反対舷の人もサメ釣ってました。

それから竿先がもぞもぞ動き、上げてみると

<ヒシダイ>


まるかつさんが難なく同定してくれました。詳しいですね。さすがです。
ひな祭りのひな壇にそなえてはどうかといってくれましたが、うちは息子だけなのでと、残念ながら辞退させていただきました。

その後、りんりんパパさんが大型をゲットし、船内盛り上がります。

すると私の竿にも当たりがあり、ぐいぐいと竿先をもっていかれます。
電動で巻き始めますが、水深170mからの巻上げは実にじれったい。ときおり竿先がたたかれるので魚が付いているのはたしかなようですが、手ごたえはそれほどでもありません。
巻き上がるとオニカサゴが水面に現れました。
中乗りさんが「抜いちゃって」っていうので抜き揚げます。一瞬アカムツの悲劇が脳裏をよぎりひやっとしましたが、無事船内に入りました。

<オニカサゴ>



その後、昼近くになって城ケ崎沖200mダチへ移動。

<絶好調のまるかつさん>


まるかつさんが次から次へとオニを釣りますが、私にはアヤメカサゴが釣れたのみでおしまいとなりました。


<アヤメカサゴ>


この釣りのポイントはよくわかりません。
まるかつさんが誘いで次から次へと釣るかと思えば、反対舷の人はほぼ置き竿でデカイのを連釣しています。
コツをつかむには通わないと無理か・・・
とはいえ、船中12名で25尾ぐらい?坊主の人も少なく、湘南や東京湾口よりは圧倒的に魚影が濃いでしょう。
メダイや大オキメバル、アカイサキ、カサゴ類など外道も多くこの釣りに入門するならこっちまで来た方がいいかも。

本日の釣果
オニカサゴ 35cm 750g 1尾
アヤメカサゴ 28cm 400g 1尾
ユメカサゴ
ヒシダイ

赤い魚でみやげまとまり、たのしい釣行でした。
マルッチさん、りんパパさん、みなさんありがとうございました。


メバルのカルトッチョ(包み焼き)

2011年02月15日 | 料理
これが作りたかったんです!

ひろさんのブログでこの料理をみてからやりたいと思っていたのですが、いいサイズのメバルが釣れたのでやってみました。

まず、事前ににんにくバターを作っておきます。
やわらかくしたバターににんにくとパセリのみじん切りを入れてラップにくるみ、棒状にして冷蔵庫に保存して置きます。
私は釣りの前日にやっておきました。

魚のほかに用意するのは

アサリ
マッシュルーム
エビ(頭付き)
野菜(今回は水菜)
レモン
オリーブオイル
塩・コショウ

<アルミホイルにならべる>



アルミホイルにオリーブオイルをたっぷり引き、下ごしらえしたメバル、アサリ、エビ、野菜、レモン、を置いてにんにくバターをのせて、250℃に余熱したオーブンで20分ほど火を通すと

<メバルのカルトッチョ>



ホイルをあけたときの香りがたまりません。
下にたまった汁にフランスパンを浸して食べるともう最高です。
ひろさんありがとうございました。

ちなみにカルトッチョというのはイタリア料理でカルタ:紙からきているそうです。

<ウマズラハギのムニエル エビクリームソース>



これは前にマダイでやったディエップ風という料理ですが、(オリジナルレシピはこちら)
今回はウマズラハギでやってみました。ウマズラハギは釣るとなぜか馬鹿にされるんですが、こうやって食べるとこれ以上うまい魚はあるのかと思うほどバターに良く合います。マダイよりうまいです。

誰ですかウマ釣ったのを笑ってた人は?

<メバルのムニエル >


ウマの方がうまいです。

<メバルのサラダ>


あまった水菜の上にメバルの刺身を乗せて塩・コショウし、オリーブオイルをかけただけですが、とても好評でした。
普通の刺身でも十分いけますね。
以上の3品で魚卸すところから初めて1時間20分、1時間ぐらいでできるといいかなと思います。修行しなければ。

<メバルとカサゴの煮付け>


これは定番ですね。もちろんおいしいです。

<アジの唐揚げ>


アジは脂がいまいちのように見えたので、ズケと唐揚げにしました。我が家ではアジの揚げ物は3枚におろし、皮を弾いてから揚げています。このサイズのアジなら血合い骨をとる必要はありませんね。骨は全く気にまりせんでした。

何だかんだでいろいろ楽しめました。久里浜の海に感謝です。





2011年2月13日 メバル釣り 癒されました

2011年02月13日 | メバル釣り
今日は11日に計画していた鹿嶋遠征が流れたため、その振り替えとして、手軽に土産が取れそうな釣りものということで、マルッチPPさんと相談して、癒しの船宿久里浜五郎丸へメバル釣りに行ってきました。ここのメバル釣りはコマセメバルという走水~久里浜あたりのみでやっているつり方です。

60号のコマセ籠を付けた天秤にハリス1.5号3m、針チヌ2号3本針の仕掛けにサバの短冊やオキアミなどをつけてアジ釣りのような感じで誘ったり、あるいはウイリーしかけでしゃくりながらタナを探ったりします。


場所は東電裏の水深20~30m。
最初はカラ針の仕掛けにサバ短を付け、底から3~7メートルあたりを探ります。
一ビシ目にいいアタリがあり、メバルの23cmがあがります。最初のうちは立て続けに5尾ぐらいつれますがその後はまったりムード。
何度か場所変えし、10時ごろ26mダチでアジの群れに遭遇。
ほんの一時ですが、入れ食いを楽しみ、25cm前後の中アジが続けてつれました。
それからは各ポイントで忘れた頃にポツリポツリとアジやカサゴ、メバルが釣れ、形は小さいもの土産はまとまりました。

18㍑のクーラーが8割がた一杯になり、だんだん気力がなくなって、カラ針の仕掛けも底をついていたので、ウイリー置き竿釣法という釣法を試してみましたが、それでもぽつぽつあたりがありました。

1回だけよい引きがあり、ちょっといいメバルかなぁと思っていると、マルッチPPさんが
「ちょっといいウマ?」
といったためか、大メバルはウマになってしまいました。


本日の釣果

<比較的大き目のメバルさん>


メバル 15cm~23cm 12
カサゴ 15cm~20cm 3
アジ  25cm前後 13
ウマズラハギ 25cm~30cm 2

<上シロメバル?、下アカメバル>


同じポイントでつれたメバルです。
もともとはクロメバルといわれたきた魚ですが、最近は3種に分類され、別種になったようですね。

そういえば、シャクリ竿を新調したのです。前のイシダイ五目でたかちゃんが使っていたアルバトロスフラフラという竿が、あまりにもシャクリ心地がよかったため、15年使っていたサクラ北海40に変えて購入しました。180Mです。15年の間に竿って進歩しているんですね。

これはよいです。シャクリがらくでアタリに敏感です。
この竿で、ハナダイのでかいのか、マダイ釣ったらたのしいだろうなぁ。



カニ

2011年02月11日 | 日記
今日は仕立ての予定だったのですが、この雪で中止になってしまいました。
この判断は間違いなく正解です。

ネットの釣果情報を見るとこういう日に船を出す船宿もあればそれに乗る釣り人もいて、つくづく恐れ入ってしまいます。

2月の雪の中、釣りをするのは、やったことがないわけではありませんが、そのつらさは半端ないものがあります。

それでもアタリがあればちっとは元気になるのだけど、大概はアタリもないわけで、はじめて1時間もすると「おれ、こんなところで何やってんだろう?」という自問に始まり、そのうち餌もつけられなくなり、お祭りも解けなくなり、指先の感覚はとっくになくなり、時計を見てはため息をつき、「これで上がります」という船長の声に心底ほっとする。
そんな釣りになることは目に見えているんです。

ところで、先日、近所の人からこんなものをもらいました。

<毛ガニとズワイガニ>


なぜかというと、昨年12月に釣ったヒラメをおすそ分けしたんですが、そのお礼だそうです。

こんなものもらっていいのか?

と思いましたが、遠慮なくいただいておきました。

でズワイガニはなべに入れ、毛ガニは蒸して食べましたが、カニミソがたっぷりはいってうまいです。
ヒラメさんに感謝です。

その前にいただいた人に感謝しないといけませんね。

で、次はいついくんだ?