先日の「サイエンス・エンジニア祭」にて、
あなたはどんなバクテリア?
一人でワークしたいか、チームでワークしたいか、
一定の場所でワークしたいか、旅しながらワークしたいか、
食べ物に好き嫌いが多いか、何でも食べるか、
などと答えていき、
私は○○というバクテリア!とバクテリアの性質を知るというようなブースがあった、
と紹介したんですが、
この後長女が、
「何だか私って、決められないと思うことがちょこちょこあるんだよねー」と。
確かにこのとき、ぱっぱとした雰囲気で皆が答えていく中、
長女は迷った項目などあり、
周りよりは時間がかかっていたかも、です。
普段、かなりはっきりして見え、彼女が「物事をなかなか決められない」
とは私自身はあまり気づかないんですが、
本人も、普段さっぱり迷わないことも多いだけに、
迷う自分が対照的にくっきりと映るということもあるのかもしれませんね。
それで、昨日高校から帰宅した長女と、
ハイリーセンシティブの特徴「DOES」の項目にあった、
「様々なことに気づき感じ深くプロセスするからこそ、
『決められない』ことがある」ということを話してみたんです。
なるほどー、と納得する長女。
そしてHSPやHSCについても少し話してみました。
私自身、こうしたHSPやHSCといった、
「その人なりを定義する言葉」というのは、
その子の可能性を囲ってしまう作用を持つこともあり、
普段、子供達の前では用いないようにしています。
子供本人と話す際の注意としては、
ポジティブ面を盛りだくさんに伝えることでしょうね。
細かなことに影響を受けやすいHSCの場合は、特に。
その上、多感な思春期14歳でもありますし。
「繊細さや敏感さと言うと、まあ文化的には、ネガティブなイメージもあるよね。
シャイとか、引っ込み思案とか、人見知りが強いとか。
でもほら、敏感っていうのは、
匂いや音やその場の雰囲気や人の表情や心の動きや自分の心の動きや、
身の回りや自分の内面まで、
あらゆることをたくさんたくさん感じているともいえる。
だからこそ、押し寄せる感覚や情報に溢れ、
決めるのに時間がかかったり、外から見て静かに見えても、
内面は常にとても賑やかだったりするんだろうね。
そうしてポジティブもネガティブも両方ビビッドに強く感じるということは、
人生をとても豊かに楽しめることでもあるよね」
などなどから、より詳細を話していき。
すると、
「ふーん。私、かなりHSPかも。
周りより気づくと思うことたくさんあるもの」と。
それで、「自己診断してみたい!」とコンピューターのある部屋に走っていき、
「HSPの自己診断リスト(エレイン・アーロン氏のウェブサイトより)」(英語版)(日本語版)
を試してました。
結果、「14項目以上当てはまったらHSPでしょう」とあるところ、
27項目中25項目「YES」という、
私もちょっとびっくりの結果・・・。
しかもチェックしなかったひとつは「カフェインに敏感に反応する」を、
「コーヒー飲まないから分かんない」。
あとは、「暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている」を、
「私、全然平気よ」と。
まあ、我が家はケーブルもなく、
インターネットの文字情報以外ニュース番組なども見ることありませんし、
映画もたまにですから、
「過激なものに接する機会が今までほとんどなかった」とも思いますが。
(「子供時代周りからシャイや内気と言われた」は、年長時分の記憶だそうです。
自分のこと、もう「子供」とは思ってないんですよね。今は「私全然シャイじゃないよ」とのこと。)
この自己診断リスト、
「少し重複気味かな」、
「これに14項目当てはまる人って20パーセントどころじゃないんじゃないかな」、
という気もしますが、
いずれにしても、こうした診断リストによって、
「あ、自分はHSPだったんだ」と理解されたようでほっとしたり、
より楽になる対処法が見つかるようならいいですよね。
長女、セルフケア法を身につけさせつつ、
「HSPと強さ」とか「HSPの良さ」とか、
「HSPであることを生かし社会でたくましく活躍する人々」といった、
HSPでありつつ羽ばたいていくイメージをたくさん話してやろうと思います。