埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

今年もやってきました!譜読み大作戦!

2010年11月30日 | レッスンの出来事
昨年から始めた
ピアノコンサートに向けて、譜読みをはやいところ、がんばってもらおうという大作戦。

好評につき今年もやってまいりました


譜読み中は、必死になりすぎると、
大好きな曲、気に入った曲を選んだはずなのに、
音楽を楽しむこと忘れてしまいがちなので、
 
イメージ…曲の雰囲気を感じて弾けましたか?
楽しむ…音楽の流れに乗って弾けましたか?音色を楽しめましたか?

というチェック項目を作ったのですが、
これさえも目に入らないという事態が発生

今回は、その2つの項目だけ色を変えて目立つようにしたり、
毎日の記録をつけるページにも、チェック内容を書き加えてみたりしましたが、
みんなの潜在意識に入っていくでしょうか?


練習順は、
放っておくとなかなか弾けない左手から始まるようになっています。

今回は、
ソロより放っておかれがちだけど、
合わせをするには、個人練習は早めに脱していたいよねという連弾を
先に組み込みました。

効果はいかに!


今回は、小さい子向けのも言葉を変えて作りました。


曲が決まり、練習が始まっている生徒たちから渡していきます。

そして、年明けのレッスンで、第一関門

4月の本番までに曲を深められる状態になっているかとチェックします。

まっみ先生、こわ~い





もんちゃんタワー♪

2010年11月28日 | ねこ
活動範囲がかなり広がっているもんちゃん。

我が家の障子も、いちばん上まで一気に登るようになってしまいました


でも、叱るばかりではかわいそうかと思い、
意を決して、キャットタワーを購入

今日、組み立てました

床から天井まで届くもので、なんと7階建て
これなら、どこまで登って行ってもOKよ



組み立てている最中から3階の穴ぐらに入り、
気に入った様子


よかった、よかった


その音の時間

2010年11月27日 | レッスンの出来事
昨日のブログで、

体に染み込まないと「記憶」されない。
邪念があると感じられない。

ということを書いたら、
今日のレッスンで、「まさに!」ということがありました


大人の方のレッスン

左手がずいぶん弾けるようになったのだけど、
まだうまくいかない部分がある。

ご本人も、「ここが速くなってしまう」と自覚している。


その前までは、8分音符のリズムが続いているのだけど、
そこは、4分音符。音が長くなるのです。

長くなるのに、速くなってしまうって何事って感じですが、
よくあることなのです。


で、まず、その4分音符が、ちゃんと自分の体に振動が伝わっているかを
確認していただきました。

でも「???」

そうです。そんな突っ張った手では伝わってきません

リラックスした手で弾くと、いい音


そして、8分音符の倍の時間もその振動を感じるのです。

その音には、“その音の時間”があるので、
それをみっちり味わっていただきました。

そしたら、速くなることなく、深い響きになりました


その部分は、けっこう飛んで下りている音で、
またすぐに飛んで上がる音。

なので、
「音をはずさないように!」
「指使いを間違えないように!」
「次はすぐに飛んでいかなきゃ間に合わない!」
となりやすいところ。


その邪念や思考が繊細な感覚に侵略して、
音を味わうことも、振動を感じることもできなくなっていたのです。

恐ろしやぁ


でも、お互いに気付けて良かった


これに気付かずに、メトロノームと必死に合わせる練習をした日にゃ~

もっと恐ろしいことが待っていたことでしょう…。

「心の荷物をおろす 108の智恵」川村妙慶

2010年11月26日 | 
本の中で、お悩みに答えることが多くあったのだけど、
相談者の気持ちを汲んで、その人の良いところを言葉にし、
それを尊重しながら、アドバイスをしている姿勢が、ステキでした

つい説教くさくなってしまう自分が、恥ずかしくなりました


本の中で、印象的だったこと


「涙」とは、カラダから「水(さんずい)」を出して自分を取り「戻す」ことなのです。


親鸞聖人は「憶念」ということを言われました。

 私たちは人の話を、ただ記録として聞くのではないのです。
 「記録」はただ物を憶えているとうい過ぎませんが、
 「記憶」はその人との出会い、感動が心の奥底にまで染みとおっているものです。

 記録と記憶は違います。
 記憶の奥底の匂い、感覚などをからだが憶えているのです。
 私たちの耳を通じて、毛穴の一つひとつにまで染みとおっていてゆくとき、
 私たちの人生が深く深く、うなずかされていくのでしょう。


ピアノを弾くときも、
楽譜に書いてある情報を「見て弾く」という段階では、
その音楽が体に染み込んでいるとは言えない。

私は初見演奏が好きだけど、
それは体に染み込む音楽ではなくて、
体を流れ出ていく音楽。

人前で弾くとき、ピアノでは暗譜で演奏することになっている。

この暗譜ができなくて、みんな苦労するのだけど、
体に染み込んでいないから、なかなか覚えられないのだと思う。

その音が存在している意味が体に染み込んだり、
その音がある喜びを体中で感じたりしていたら、
きっと憶えられるのだと思います。

きっと…って
「絶対」と言えないところが、にくいねぇ

完全に体に染み込ませるには、邪念が多すぎるからねぇ

弾いている最中に、「あ!」と思った瞬間に、
音楽がどこかへ飛んで行っちゃう

子どもたちが、簡単に暗譜できて、
本番でもへっちゃらで弾けるのは、
大人に比べて、この邪念が少ないからなのだと思います。


生徒たちに、ステージでソロを弾くとき、
私は楽譜を見ることを許さない派です。

それは、暗譜して体に染み込んだ音楽と、
そうでない音楽の違いを、自分で体感しているから。

大人の方は、邪念が多いので
「暗譜では怖くて…」という場合は、楽譜を見てOKにしていますが…。


「毛穴の一つひとつにまで染みとおった」音楽ってステキ


楽譜を見ながらミスのない演奏をするよりも、
ミスがあっても、暗譜で体に染み込んだ演奏を生徒たちに体感してほしいです。

私は後者のほうが好き


…と思いながらも、ミスを恐れてしまうのだけどね

ふぅ修行の道は、まだまだ続きます

もんちゃんmusic♪

2010年11月25日 | まっみmusic
ある日のお風呂に入っているとき。


もんちゃんの命が存在していて…

今、私のところにやってきてくれて…


それが、とても愛おしくて…


命が生まれて、こうして存在していることって、
それだけでこんなにも素晴らしいんだ…


って思っていたら、泣けてきた…。


そしたら、音楽が聞こえてきました


メロディーはなく、リズムとコードのみの伴奏部分。


もんちゃんがやって来たばかりのころに、
もんちゃんの子守歌に歌っていたメロディーもあって、

それにつなげてみたら、いい感じ


それを書きとめておきました


それから少しした先日。

このブログを見てくださっているフォトグラファーのバーバラさんが、
「もんちゃんの撮影をしたい」と、我が家に来て下さいました


そして、撮影したもんちゃんの写真に音楽をのせるデジブックというのを作ってくださるのに、
私の演奏を…というアイデアをくださいました。

そのとき、

あの、もんちゃんの曲が使えるかも!

…と、キーボードに向かってみたら、
伴奏に乗るメロディーもできて、形になりました



今日、そのデジブックを見せていただき、とってもうれしかったのですが、
残念ながら個人的な音楽は、一般公開できないそうで…。

YouTubeに音楽だけを載せる方法があるか調べたら、あった

で、写真を一枚でも入れればできるらしく、意外と簡単にアップできました


先日我が家に遊びに来た甥っ子が、
「もんちゃんが“お手”をしたよ」と喜んでいた写真を使いました。

こちらをどうぞ


バーバラさんが、既存の音楽で作ってくださったデジブックはこちら

動き回るもんちゃんの瞬間を上手に撮ってくださった写真たちで、
「もっと見た~い」と思うはず