埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

「強み」を見つける

2009年08月26日 | コーチング
2009年8月21日(金)横浜 木下先生


「強み」とは…
  良い悪いなどの評価を加えない、その人の思考や行動のパターン
  価値観と密接な関係にある。


強みが分かると…
  やり方の方法が見えてくる
  一つの判断材料になる
  新しいことに挑戦できる
  人の強みに焦点を当てることができる

  …「自分が見えてくる」ということだろうと思った。
   自分が見えることによって、決断しやすくなる。
   そして、周りの人のことも見えてくる。


強みを知るための「手がかり」
  ①自己効力感
    理由もなく「うまくいきそう」と思える。かもし出している。
  
  ②無意識の反応
    気がつくとやっている。
    チャンスが舞い込んでくる。
    …自然とキャッチできる、ということだと思う。

  ③習得の早さ
    好奇心、集中力が高まる
    取り組んでいるときに悲愴感がない
    …楽しそうに見えるのだと思う。

  ④達成感、満足感
    その活動していることで「自分らしさ」を感じる。

  これらは、ある場面、ある瞬間に見えるそう。


自分の強みを見つける
  ①生き生きしている場面を思い起こし、共通していることを絞り込む
  ②人に聞く。共通点が見つかる。
  ③過去にうまくいったことを思い出す。
  ④不測の事態(時間がない、準備がないとき)の対処の仕方。


強みに気づいていない行動と、気づいて活用している行動は、明らかに違う。

…自分の良さを生かしているという、充実感があるのだろう。


技術的なことである場合、それの特性と強みの性質がピッタリ合っている。

 例えば、ある楽器を弾くのが面白い、ある作業は寝食を忘れてやってしまう、など。


子どもは成長とともに強みも変化する。
…生まれ持った強みだけでなく、周りの環境や訓練によって、身に付く強みもあるのだろう。


以前に書いた「さあ、才能に目覚めよう」のテストもやっていたし、
コーチングのテストでも強み探しをしたことがあったので、
自分の強みを考えながら、「なるほどぉ」なんて思って聞いていた。


そしたら、受講生の中から一人の強みを、みんなで見つけようというのに、私が選ばれた。

遠くはるばる来てくれたからって。

ドキドキしながらも、前に出た。

先生から、小さいころから最近のことまでいろいろ聞かれた。

 小学生のころ、夢中だったことは?
        好きな教科は?どういうところが好き?
        褒められたことは?
        どんな人に憧れていましたか?
        
 最近、充実していたことは?

 小さいころから今まで、ずっと続けてきたことは?


それを聞いてくださったみなさんが、私の強みを発表してくださった。

 ・自分を表現すること…話すことや人前に出ることは苦手なので、「自分を表現すること」も苦手だと思ってきたが、
            「ピアノ」「書く」「発表会」という何かを通して表現することは好きだということに気づいた。

 ・計画し実行すること、段取りがいい。
 ・創造。アイデアを出し、形にすること。
 ・自分の心地よい状態を知っている。
 ・進む、進化。
 ・脳が活発。
 ・人のよいところを見つけられる。
 ・リーダーシップ
 ・はっきりしたこと。
 ・好きなことに集中できる。

初めて話しただけなのに、こんなにも強みを見つけてくださったことに驚いた。
そして、感謝。

好きでやっていることが、こうして「強み」として認めてもらえると、自信につながりそう。

とても貴重な経験ができた。


講義後、受講生のお一人が、私にメモをくださった。

“子ども達が実力や持ち味を発揮できるような言葉かけや環境作りを、自然にできる方なのだと思いました。
 既にコーチの資質をお持ちなのだと思います。
 素晴らしいですね!”

恐れ多いお言葉だけど、たった数分の私の話から、こんなふうに感じていただけたことが、とてもうれしい。


私のことを「よく分からない」と呆れられてしまうこともあるが、
“分かる人はちゃんと分かってくださるんだ”と感じたセミナーだった。

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