埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

グループコンサート2009④

2009年11月02日 | グループコンサート
2009年10月31日(土) 午後に中学生~社会人のグループコンサートを行った。

かなり年齢差があるし、普段一緒にグループレッスンをしていないメンバーもいるが、
みんながそれぞれを尊重している雰囲気があった。

それぞれの個性が存分に発揮できたコンサートだった。


火曜日のグループコンサートにも参加してくれた子は、この日のほうが落ち着いた演奏をしていた。
私に渡すプログラムは2日分別々に用意していた


演出として水彩画を描いてきた子。(写真参照)
1曲目にドラクエの「序曲のマーチ」を演奏したが、絵の一番手前に大きな門が描かれていた。
これが序曲の「始まり」というのを表現したのだそう。

この絵を見て、この子が、3曲の順番を決めた思いが分かった気がした。


発表会で演奏した曲を2曲弾いた子。
どちらも本番でうまく弾くことができなくて、その後練習を続けている。
不安そうに弾くことが多いのだけど、最近自信が持てるようになってきた。

曲紹介でも「自信を持って弾きます」と言っていて、本番であんなにいい音を出しているのを初めて聞いた。

精神的な成長が音楽的な成長に通じていると感じた。


演出として、楽譜にイメージを書き込んで見せてくれた子。
「渡る世間は鬼ばかり」の楽譜に、彼女自身がイメージするストーリーが書いてある。
視覚優位の子で、レッスンでもイメージを固めると演奏がまとまるタイプ。
しかも、それが個性的なのでいつも楽しませてもらっている。

よく見ると、コードの変化に合わせて、人の心情の移り変わりを重ねてあって、すばらしいと思った。


今回は、演奏レベルをあげるために、
特に久々に弾く曲は、以前に弾いた時よりも上手に、大人の演奏ができるようにと心がけた。

今までだったら、「ステージじゃないし、ま、いっか」で済ませていたことも、
「これじゃ、人前で弾くレベルになっていないよね」と伝えたことで、安心して聞ける演奏になった。

私が今まで諦めてしまっただけだった


創作発表
このグループは、1曲を完成させた子が多かった。

イメージに合う伴奏形を付け、タイトルをつけた。
余裕のあった子は、イントロや続きも作った。

私が見守るだけに徹したら、コードの使い方や伴奏形など、私の想像を超える作品ができあがった

その様子を見ていて、ある夢ができた
生徒たちには伝えたが、ここではまだヒミツ




予定より人数が少なかったので、時間がだいぶ余った。

そこで、このメンバーで初めて「音楽かるた」をやってみた。
みんな、ちょっと遠慮しながらも楽しそうだった

それでもまだ時間があったので、小さい子のグループでできなかった「干支リズム」をやってみたら、
意外と難しい

今後の小さい子のグループレッスンでも、やってみたいな。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿