埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

◆ハノンの存在意義◆

2011年11月28日 | ピアノを弾く
ピアノを弾く人なら、だれでもご存じの「ハノン」。
指練習の教則本です。

このハノン、私は やらされてた派

音大の先生についたとき、「ハノンは2時間練習しなさい」と言われて、
途方に暮れたこともあります

小学校のころの漢字書き取りも嫌いで、
何度か書けば分かる漢字を、なんで何十回も書かなくちゃいけないの
っていつも思っていました。

なので、ひたすら同じような練習は、とっても苦手


あるときから、ハノンの練習を放棄。
生徒たちのレッスンでも、今は使っていません。

それは、樹原涼子先生に出会って、
ハノンをひたすら弾くことではないテクニックの身につけ方を知ったから。

(樹原先生がハノンを使わないというわけではありません)

やったぁ!ハノンをやらなくてもいいんだぁ!という解放感すらありました。


その私が、先日突然、ハノンを開いてしまったのです



少し前にタッチポイント、ピアノを弾く指先の感覚を磨くことで、
いい音も出せるし、ミスタッチもなくなることに気づきました。

その時のブログは、コチラ

それをいろいろな曲で検証し、
生徒のレッスンで実験し、
私が気づいた感覚は「アリ」なんだと自信を持てるようになりました。


ピアノを弾くときに、常にその感覚を意識しているうちに、
難しいパッセージの部分練習も回数が減ってきました


その部分練習を、指先の感覚で味わって鍵盤に触れているうちに、
「これをハノンでやってみたらどうだろう」と急に思いつきました。


そこで、かなり久しぶりに、あれ?ハノンはどこにしまったんだっけ?なんて
場所すら忘れるほど、かなり久しぶりにハノンを引っ張り出してきました

そして、手当たり次第、指先の感覚を味わいながら弾いてみたら


感覚が鈍い指がよく分かる!
感覚を味わって弾くと、楽しい!
移調して弾いてみると、感触の違いがわかる!


ハノンってこういうことだったのね


「ひたすら同じような練習」じゃなかったのね


もうかれこれ30年もピアノを弾いてきて、初めてハノンの存在意義を知ったのでした



この指先感覚を一緒に磨いてみませんか?
詳しくは、コチラをご覧ください。


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