まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の桜:千本釈迦堂の阿亀桜咲き始めました。(2014/3/25)

2014年03月26日 | 京都市上京区

昨日、千本釈迦堂の「阿亀桜(おかめさくら)」を見てきました。先に訪ねた天神市【詳細はこちら】開催の北野天満宮からのんびり歩いて10分程です。千本釈迦堂は、正しくは「大報恩寺」といい、鎌倉時代初期に釈迦念仏道場として開かれました。国宝の本堂は安貞元年(1227)の創建で、京都最古の木造建造物です。

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本堂の前の大きなしだれ桜が「阿亀(おかめ)桜」です。↑まだ咲いてない?と、思ったら・・・東側の一部が咲き始めていました。よく日が当たる場所なのかな?

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本堂前の「おかめ塚」から見える場所です。(^m^)なお、おかめさんの由来は・・・千本釈迦堂を建てる時のこと、大工の棟梁が誤って柱を短く切ってしまい困り果てていると、妻のおかめが「短い1本に合わせて、他の全部の柱を切れば」と助言をしたそうです。

 

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その後、おかめは「大任を妻の助言で果たした」と人に知れるのは夫の恥と思い、本堂の完成を待たずに自害してしまったそうです。詳細は看板クリックで拡大。

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人々は女心のいじらしさを憐れ み、おかめの供養塔を本堂の前に立てました。今でも、家の棟上げにはおかめの面をかざる習慣があり、おかめ塚は全国の大工さんの信仰を集めています。

大報恩寺(千本釈迦堂) 京都市上京区今出川通七本松上ル溝前町

*北野天満宮から歩いて10分ぐらいです。参拝自由 駐車場有

以前もご紹介しています。陶器供養会【前ぶろぐ】 大根焚き【前ぶろぐ

 

 



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