まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

おすすめの京都のお土産:二條若狭屋「あゆ」お弁当箱入り?

2014年07月03日 | グルメ・お土産

京都は昨夜から雨、今も雨・・・久しぶりに梅雨らしい空です。今頃のお菓子といえば、ういろうの上に小豆がのった「水無月」です。【前ぶろぐ】その名の通り水無月(6月)を代表する和菓子ですが・・・水無月を過ぎてもまだ売っているお店もあります。しかし、7月に入ると食べる気にならないσ(^^;)

水無月と同じ頃に、店頭に並ぶのは「あゆ」のお菓子です。「あゆ」は全国展開をしているメーカーなどでも販売されているため、御存知の人も多いと思います。もともと、求肥をカステラ生地で巻いた調布というお菓子(たまに見かけます)を、鮎の形に似せたものです。発祥は京都の鴨川の鮎が由来、長良川の鮎が由来など諸説あるようです。中身は求肥のみ・・・最近は餡入りや抹茶味、京都にはスイカ味【前ぶろぐ】っていうのもあります。

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今日ご紹介するのは二條若狭屋さんの「あゆ」です。白い楕円の紙箱に3尾まとめて入っています。(800円・税別)ちょっと高いのですが、お弁当箱みたいのが面白くてつい買っちゃいました。(^m^)鮎のサイズは一般的なものの半分ぐらい。9センチ、若鮎ですね。(^^;)自分で買うのはもったいないけど、お土産にもらうとうれしいかも~。日持ちは1週間ほどです。

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二條若狭屋 http://www.kyogashi.info/

二條若狭屋さんは、大正時代に本家若狭屋さんより別家したお店です。初代は画家を志したこともある芸術肌の方だったそうです。このかわいい鮎も、なんとなくその気質を受け継いでの商品かな?なお、本家若狭屋さんは文化年間より約百五十年という長きに渡って続いた老舗ですが、残念ながら廃業されています。

おまけ:求肥とは?白玉粉・餅粉に砂糖や水飴を混ぜて練り上げたもので、平安時代に唐から伝わりました。当時は玄米を用いて作ったため色が浅黒く牛の皮に似ており牛肥(皮)とも呼ばれていました。当時の日本では、獣食を忌むため求肥と表記するようになったそうです。