まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の紅葉(12/11/12)鷹峯「常照寺」&今宮神社のあぶり餅

2012年11月15日 | グルメ・お土産

先日(12日)、京都の紅葉の名所、鷹峯(たかがみね)へ行きました。先に、源光庵の悟りの窓、迷いの窓の様子をご報告しました。続いて、源光庵から歩いてすぐ・・・常照寺へ行きました。

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常照寺は江戸初期の文化人、本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)が、徳川家康より与えられた土地に作った、工芸集落「光悦村」の一部でしたが、本阿弥光嵯が土地を寄進して常照寺が建立されました。*光悦が庵を結んだ場所は現在「光悦寺」となっており、近くにあります。紅葉の名所です。【前ぶろぐ

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朱塗りの門は、江戸初期の嶋原遊郭の吉野太夫が寄進したものです。吉野太夫は、常照寺の開山、日乾上人に帰依していたといわれており、太夫の墓もここにあります。

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門をくぐると右手に、昭和44年、日本で初めて建立された「帯塚」があります。帯状の四国吉野川産の塚石は、6トンもあります。

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朱門付近のもみじは十分見頃でした。散った姿も美しい・・・。

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このあたりまで↑は、参拝自由です。本堂横が庭園になっており拝観料(300円)がかかります。紅葉はまだまだの様子だったので、またの機会に訪ねたいと思います。

常照寺 京都市北区鷹峯北鷹峯町45 拝観所要時間:20分~

拝観料:300円 市バス源光庵バス停下車、 駐車場有(ピーク時注意)

鷹峯の紅葉を楽しんだ後、車で10分弱移動して、今宮神社門前のあぶり餅を食べに行きました。門前の老舗「一和」さん(正式名:一文字屋和助、創業:平安時代中期、日本最古の和菓子屋)と、「かざりや」さん(創業:江戸時代)が、向かい合っています。この日は「かざりや」さんへ寄りました。

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今宮神社への参拝時、無病息災を祈って食べられたあぶり餅は、きな粉をまぶした餅を細かくちぎって細い竹串(今宮神社に奉納された斎串)に刺し、炭火であぶったお餅です。白みそ風味のタレが絡んでいます。どちらのお店も、1皿15本(500円)で、普通の角餅1個分ほどのボリュームです。

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マスコミが、ライバル、仲が悪い?・・・と、面白く取り上げるため、ここを通ると両側の店からの「どうぞ中へ~」の客引きの声に思わず身構えてしまいます。店内から見上げたのれん↓に・・・本家、根元とまで書いてある(^^;)ちなみに、お向かいは元祖、正本家・・・。過去に何度も訪ねているのに、いつも「この前はどっちのお店に行ったっけ?」と、忘れる始末。おそらく一和さんへよく行っているような(・・?)どっちもおいしいです。本当は仲良しなのでは~?右下写真:今宮神社から見たあぶり餅屋さん、もみじが紅葉したらきれいでしょうね~。

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帰りに今宮神社に参拝してきました。(本来は参拝が先でしょ・・・)今宮神社の歴史は古く、平安遷都前から、この地にあった疫神を祀る社が起源です。

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今も地域の神社として親しまれ、この日はお天気も良く、七五三、結婚式の撮影で賑っていました。

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今宮神社 http://imamiyajinja.org/jpn/imamiya_JPN/toppu.html

参拝自由 所要時間:20分~ 駐車場有(1時間100円、あぶり餅屋さんを利用すると、1時間無料券がもらえます)

以上、11月12日の紅葉のご報告でした。この日のコースは、京都駅(9:00頃)→(車で30分)→鷹峯(源光庵・常照寺)→(車で10分)→今宮神社(あぶり餅)→(車で10分)→北野天満宮(御土居もみじ苑・門前、ラシーヌさんでランチ)→(車で3分)→金閣寺→(車で30分)→京都駅(5:00頃)でした。