今年も京都の冬の風物詩「嵐山花灯路(あらしやまはなとうろ)」が始まりました。初日(11日)に、まじくんと2人で楽しんできました。花灯路は、平成15年3月から東山地域において「京都・花灯路」が始まり、平成17年12月からは嵯峨・嵐山地域においても実施されました。京都を代表する寺院・神社をはじめとする歴史的な文化遺産やまち並みなどを、日本情緒豊かな陰影のある露地行灯の灯りと花により、思わず歩きたくなる路、華やぎのある路を演出しています。東山花灯路は以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】
上の写真は三条通(桂川沿い)から見た渡月橋です。この橋の足元を照らすのは、桂川の水を利用した水力発電です。エコですねぇ~。なお、嵐山花灯路で使用される電気のすべては京都市内の市民参加型太陽光発電施設「おひさま発電所」で発電されたものだそうです。
渡月橋を渡ったところにある中の島公園(阪急嵐山駅側)では、たくさんの灯りが展示されています。楽しいパフォーマンスも行われていました。周辺には飲食の露店も出ています。イカ焼き、焼きそば、フランクフルト、おだんごなど・・・。通常のお店も開いています。左下写真の灯りは、以前円山公園のしだれ桜の下でも見ることができました。【09/3/22ぶろぐ】
先に、携帯ぶろぐでもお伝えしましたが、法輪寺で「D-K LIVE」が行われています。(拝観無料)D-Kとは、デジタル掛け軸のことで、石川県小松市出身のデジタルアーティスト長谷川章氏が創作考案した光のアートです。百万枚の画像をコンピュータで無作為に組み合わせ、プロジェクターで建物や山などに投影し幻想的な世界を創り上げています。ホットアップルティの無料接待もあります。
この日は、その画像を背景に、民族打楽器と日本舞踊のコラボレーションが行われていました。なんだか不思議な世界で、光に映し出される舞に、まじくんは「くぎ付け」でした。(^^;)ちなみに法輪寺は、和銅6年(713)創建の古刹で、日本随一の虚空蔵菩薩の霊場で、今昔物語や枕草子にも登場します。こんな風にライトアップされっるなんて、清少納言もびっくり(@Д@;)でしょうね。*写真クリックで拡大します。
花灯路の見所は、広い範囲に点在しており真夜中の探検のようで、とっても楽しいです。ついテンションがあがります。他にも周辺の寺院で夜間拝観が行われています。一晩では回りきれないので見たい場所を事前にチェックして出かけることをお勧めします。無料送迎バスもあります。
この日は、レストラン嵐山の駐車場(写真右上:1台700円)に車を停めました。平日であれば満車ってことはないと思います。ついでに、夕食も頂きました。鍋焼きうどん(1,050円)ときつねそば(735円)です。京風?ではなく田舎風な感じでした。
過去の経験からいえば、嵐山での食事は毎回苦戦しています。どこへ行っても混んでいたり、時間がかかったり、、高かったり・・・食べようと思った時に食べるのがおススメです!今回はスムーズに 食べることができ、ホカホカ気分で散策ができました。
嵐山花灯路 http://www.hanatouro.jp/arashiyama/index.html
12月11(金)~20(日)まで開催中! 点灯時間 17:00~20:30
昨年の様子は【08/12/15ぶろぐ】にて。