吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

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2016年5月18日/〈大分・町歩き〉010・火山島「姫島村観光」・みつけ海岸

2016-05-18 17:54:58 | 〈大分・町歩き〉

 

写真①:丸太の柵で囲われたアサギマダラが好んで花の蜜を吸う砂引草の群落

     =大分県姫島村の「みつけ海岸」で、2016年5月15日午前10時40分撮影

 〈大分・町歩きスポット〉 10

 :みつけ海岸

 

 大分県姫島村・「みつけ海岸」は「姫島」北部にあり、春の渡りで日本列島を北上途中のアサギマダラの群れの飛来地で知られています。姫島港からは、観光バスで約10分で到着。すでに蝶見物の観光客で賑わっていました。アサギマダラ(タテハチョウ科)が好んで花の蜜を吸う海浜植物・スナビキソウ(砂引草)の群落があり、丸太の柵で囲われています=写真①=。

   姫島村が建てた「アサギマダラ休息地」の解説表示には、〈長距離を移動する優雅なチョウで、姫島に自生するスナビキソウの蜜を求めて、5月中旬から6月中旬頃、南の地から飛来し、休息した後、涼しい北の地に向かって飛び立ちます。10月中旬頃、その世代を交代したチョウが、北の地から暖かい南の地へと向かう途中で、姫島に生えているフジバカマの蜜を求めて休息します〉と説明文があり、スナビキソウの花の上を群舞するアサギマダラのカラー写真が添えられていました。

 

写真②:「アサギマダラ休息地」の解説表示

=「みつけ海岸」で、午前10時40分撮影

   私が所属する「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が「みつけ海岸」でのアサギマダラの飛来状況の説明を依頼していた姫島村の「アサギマダラを守る会」=大海重好(だいかい・しげよし)会長=の会員男女4人の方たちの丁寧な説明=写真③=を聴きながら、「姫島」ツアー参加の人たちから「毎日に飛来数は、だれがカウントしていますか」、「幼虫が蛹になってから羽化するには何日かかる?」など質問が相次ぎました。

 

写真③:姫島村の「アサギマダラを守る会」の男性会員(右端)から飛来状況の説明を聴く「姫島」ツアーの女性たち

     =「みつけ海岸」で、午前10時35分撮影

  飛来地のそばには、「産卵から羽化まで」や「交尾の様子」のカラー写真や「アサギマダラ秋の移動図(南下)」などを分かりやすく解説したパネル=写真④=も掲示されていました。

 

写真④:飛来地のそばに掲示した「産卵から羽化まで」、「交尾の様子」などの解説パネル

=「みつけ海岸」で、午前10時40分撮影

  しかし、「アサギマダラを守る会」の大海会長(67)らの話では、5月14日午前8時には200頭(匹)が飛来していたのに、この日は風が強く午前10時で40頭(匹)の飛来だけで、ちょっと期待外れの状況。近くの別の砂引草の群落地に多くの個体が舞っていることが分かり、「姫島」ツアーの一行は移動して観察、撮影を楽しみました=写真⑤=。

  

写真⑤:砂引草の花の蜜を吸いに来た観察、撮影を楽しむツアー参加の人たち

     =「みつけ海岸」で、午前10時50分撮影

   私も、砂引草の花の上を舞うアサギマダラを撮影できました=写真⑥=。

 

写真⑥:砂引草の花の上を舞うアサギマダラ

         =「みつけ海岸」で、午前10時40分撮影

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