これは何ぞや?きのこではあるまいし??
これらは田舎の農家手作りのチーズ。周りが茶色く色づいているのは、スモークしてあるから。なんとも香ばしいかおり。郊外へ足を延ばしたとき、ロードサイドにこんな出店がいくつも。自分達のところで作ったものを、売っているのです。
一塊り約1キロ。キロ当たりの量り売りで、単価は40レイ(=約1200円)。スーパーなどで売っているものとほぼ同じくらいのお値段、でも農家の手作り品には添加物や保存料、一切なし。このように日長、道端に並べておいても悪くならないのです。
「食べてみるかい?」と気軽に切ってくれるので試食をすると、本当に美味しい!、いっしょに道草をしたアディナと、一塊の半分ずつを分け合いました。500グラム余りあって21レイ。同じく農家手作りのワインといただくと最高。
チーズの手前のボトルは、ペットボトルの再利用品で中味はヴィシナッタ。ヴィシネの実をツイカ(=ルーマニアのプラム酒)でつけたもの。砂糖を加えてあるので甘め。これも美味しいですがもともとはツイカ。アルコール度数は40℃からあるので、飲みすぎに注意。
おばさんのテーブルの上にはこんな小石のディスプレイ。車がどんどん止まってくれるわけではないから、客人を待つ間ちょっと暇かな。時間がゆったり流れるルーマニアの田舎グルメでした。
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