超ウルトラマラソンのことを書いているうち、8日間走はともかくとして、24時間走の世界記録はどれくらいだろう、知っておいても損は無い、と検索してみると。
世界記録は、303.506 km、ギリシャのYiannis Kourosさん。24時間走り続けるその速度は、1キロ当たり4分38秒。これはフルマラソンを3時間16分ペース。なんともはや、ものすごいペース。これくらいの記録になると、ほとんど止まることもなく、ましてや横になって眠ることもなく、走り続けています。
ワタクシ、マドモワゼルのような凡人が、ママちゃりをこいでもこのペースでどれくらい走り続けられるだろうか?いや、24時間歩き続けることすら、至難の業。仮に、万が一、なにか意を決して24時間走にチャレンジしたとしても、途中で脚が痛くなってレース続行できなくなり、そこで止まって競技終了に違いないです。ふと思ったけれど、24時間走って、DNF(途中棄権)と言うのは無さそう~なんらかの故障で競技続行できなくなり、終了したところまでの走行距離が本人の記録となるだろうから。
話題はYiannis Kourosさんに戻ります~本国開催のスパルタスロン(Spartathlon、245.3キロ)でも、大会記録保持者~20時間25分00秒。この大会のベストパフォーマンスの4位までiannis Kourosさんの歴代の記録で独占、こちらから。トラックや周回路で走ることの多い24時間走と、ギリシャの国土を走るスパルタスロンはまた、違う種目のように思えるけれど、すごいの一言。
さらに、Yiannis Kourosさんは、100マイル(=約160キロ、正確には1マイル=1,609.344キロ)と1000マイル(=約1600キロ)、そして12・24・48時間走から6日間走まで、世界記録を持っておられます。その6日間走、しかもトラックで走って1038.851km、どんなレースであるか、想像もつきません。
そんな彼の強さの秘訣は、「ほかの選手が疲れて止まったとしても、僕は自分の身体に言い聞かせる、疲れていない、と。そうすると身体は言うことを聞くんだ。」~記録や経歴はこちらから。
つづいて、24時間走(ロード)の日本記録。近年は日本の記録がそのままアジア記録になっています~2010年に井上真悟さんが「第8回 IAU 24時間走ワールドチャレンジ 2010 (2010年5月13~14日;ブリーブ・フランス)」で走った273.708km。ご自身のブログはこちらから。
それまでのアジア記録は、関家良一さんの273.366㎞(ロード24時間走 at 2008年の世界大会 in 韓国)。約342mの更新。関谷さんはトラックの24時間走アジア記録をお持ちで、274.884km(2007年東呉国際ウルトラマラソン)。ギリシャのスパルタスロンを関谷さんが走ると、2009年9月には23時間48分24秒で7年ぶり2度目の優勝。
特筆すべきは、関谷さんも井上さんも市民ランナー。そして、100キロの記録はといえば、関谷さん7時間25分07秒、井上さん7時間02分05秒と、その種目の世界記録6時間13分33秒からはすこし離れています。でも、超ウルトラを走ってみればこの強さ。
人間はどれくらい速く走れるのか?これは100mのパフォーマンスで競いあっています。ただいま人類最速は、ご存知、ジャマイカのウサイン・ボルト選手、9秒58。人間はどれくらい長く速く走れるのか?~2拍子揃って、これがまさに超ウルトラマラソンのエリートランナーたち。
ブログ内関連記事:
☆2011年6~7月にかけて行われたのは、トランス・ルーマニアフットレース、こちらから。ルーマニア初のトランス系レースでした。
☆「1年間に何キロ走れるか」の世界記録、こちらから。
☆2010年の24時間走世界選手権、日本男子チームが団体優勝しています。この時、同じフランスのノルマンディーに居て、かの地の24時間走ランナーから知らされました、こちらから。
I A U WORLD BEST PERFORMANCES:
記録はこちらを参照いたしました(2010年10月現在のもの)。
100キロ・ロードの世界記録:
男女とも日本人が保持しています。
男子 6時間13分33秒 砂田貴裕選手 (1998年6月21日)
女子 6時間33分11秒 安部友恵選手 (2000年6月25日)
フルマラソンペース表:
こちらをご参考に。「死に行く、ゴーイング」=42.195キロの距離を、こんな速度で走っているのです。
ランニング部門⇔⇔⇔
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世界記録は、303.506 km、ギリシャのYiannis Kourosさん。24時間走り続けるその速度は、1キロ当たり4分38秒。これはフルマラソンを3時間16分ペース。なんともはや、ものすごいペース。これくらいの記録になると、ほとんど止まることもなく、ましてや横になって眠ることもなく、走り続けています。
ワタクシ、マドモワゼルのような凡人が、ママちゃりをこいでもこのペースでどれくらい走り続けられるだろうか?いや、24時間歩き続けることすら、至難の業。仮に、万が一、なにか意を決して24時間走にチャレンジしたとしても、途中で脚が痛くなってレース続行できなくなり、そこで止まって競技終了に違いないです。ふと思ったけれど、24時間走って、DNF(途中棄権)と言うのは無さそう~なんらかの故障で競技続行できなくなり、終了したところまでの走行距離が本人の記録となるだろうから。
話題はYiannis Kourosさんに戻ります~本国開催のスパルタスロン(Spartathlon、245.3キロ)でも、大会記録保持者~20時間25分00秒。この大会のベストパフォーマンスの4位までiannis Kourosさんの歴代の記録で独占、こちらから。トラックや周回路で走ることの多い24時間走と、ギリシャの国土を走るスパルタスロンはまた、違う種目のように思えるけれど、すごいの一言。
さらに、Yiannis Kourosさんは、100マイル(=約160キロ、正確には1マイル=1,609.344キロ)と1000マイル(=約1600キロ)、そして12・24・48時間走から6日間走まで、世界記録を持っておられます。その6日間走、しかもトラックで走って1038.851km、どんなレースであるか、想像もつきません。
そんな彼の強さの秘訣は、「ほかの選手が疲れて止まったとしても、僕は自分の身体に言い聞かせる、疲れていない、と。そうすると身体は言うことを聞くんだ。」~記録や経歴はこちらから。
つづいて、24時間走(ロード)の日本記録。近年は日本の記録がそのままアジア記録になっています~2010年に井上真悟さんが「第8回 IAU 24時間走ワールドチャレンジ 2010 (2010年5月13~14日;ブリーブ・フランス)」で走った273.708km。ご自身のブログはこちらから。
それまでのアジア記録は、関家良一さんの273.366㎞(ロード24時間走 at 2008年の世界大会 in 韓国)。約342mの更新。関谷さんはトラックの24時間走アジア記録をお持ちで、274.884km(2007年東呉国際ウルトラマラソン)。ギリシャのスパルタスロンを関谷さんが走ると、2009年9月には23時間48分24秒で7年ぶり2度目の優勝。
特筆すべきは、関谷さんも井上さんも市民ランナー。そして、100キロの記録はといえば、関谷さん7時間25分07秒、井上さん7時間02分05秒と、その種目の世界記録6時間13分33秒からはすこし離れています。でも、超ウルトラを走ってみればこの強さ。
人間はどれくらい速く走れるのか?これは100mのパフォーマンスで競いあっています。ただいま人類最速は、ご存知、ジャマイカのウサイン・ボルト選手、9秒58。人間はどれくらい長く速く走れるのか?~2拍子揃って、これがまさに超ウルトラマラソンのエリートランナーたち。
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☆2011年6~7月にかけて行われたのは、トランス・ルーマニアフットレース、こちらから。ルーマニア初のトランス系レースでした。
☆「1年間に何キロ走れるか」の世界記録、こちらから。
☆2010年の24時間走世界選手権、日本男子チームが団体優勝しています。この時、同じフランスのノルマンディーに居て、かの地の24時間走ランナーから知らされました、こちらから。
I A U WORLD BEST PERFORMANCES:
記録はこちらを参照いたしました(2010年10月現在のもの)。
100キロ・ロードの世界記録:
男女とも日本人が保持しています。
男子 6時間13分33秒 砂田貴裕選手 (1998年6月21日)
女子 6時間33分11秒 安部友恵選手 (2000年6月25日)
フルマラソンペース表:
こちらをご参考に。「死に行く、ゴーイング」=42.195キロの距離を、こんな速度で走っているのです。
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