ホノルルからの航空便

　ハワイの友人からアロハのカードを添えてＣＤが届きました。ホノルルマラソンの顔にもなっているウクレレ奏者のジェイク・シマブクロさんの最新版"Gently Weeps"。ジェイクは昨年のホノルルマラソンにランナーとして初参加。友人、はホノルルマラソンの主催者側のかたなので、そのときのエピソードも知らせてくださいました。

　「ジェイクはね、僕からのホノルルマラソン・フリーエントリー（＝エントリー代無し）を断って、エントリー代金を支払って来たんだよ。しかも、僕達はＴＶ出演中で、そのなかでエントリー代を堂々と手渡して来たんだ。受け取らざるを得なかったし、これはちょっとした、サプライズ、ニュース、だったんだよ。」

　「ジェイクは、金曜日ニ、ルアウ（＝マラソンの前夜祭）で、コンサートをするんだ。そして日曜の朝5時スタートでマラソン出走、しかも12時からの表彰式の前に弾くことになっているんだよ。彼に与えられた時間は6時間も無いんだよ。」
　
　「彼は堂々完走したよ、5時間を切ってね。そして直ぐ後の表彰式コンサートでも、それはそれはうまく弾いたんだ。ブラボー！」

　ウクレレ奏者としてのプロ意識、彼のスポーツマンシップを感じることができるエピソードです。届いたＣＤのからのウクレレの音色は、これまで以上に彼の繊細さを感じさせてくれるものでした。まだ年若いジェイク、これからの円熟が楽しみ。


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