ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

モスクワマラソン前日受付

2010-09-11 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
マラソン前日はお決まりのナンバーカードピックアップ。都市型マラソンなのでエキスポも同時開催、ちょっとしたマラソングッズの買物も楽しみのひとつ。前週に大会主催者から送られてきた案内にしたがって、地下鉄5号線プロスペクト・ミーラ駅最寄のオリンピック・コンプレックス(総合競技施設)へ。
 


ちょうど今週、この競技場でレスリングの世界選手権開催中。メインスタジアムに大きな横断幕。ちょうどわたしたちと同じ宿に、この大会にレフェリーとしてオフィシャル参加(IDあり)しているイラン人が滞在していて、「君、日本人?今日、日本人女性が金メダルを取ったよ。」と教えてもらっていたまさにその大会。「気合だ==!」のお父さんといっしょに撮影した写真なども見せてもらっていて、う~ん、レスリング会場はどこだろう??
 
などとよそ見をしている場合ではないです、私たちの行き先はスイミングプール8号入り口から、マラソン受付へ。マラソン出走が全部で2000名くらいなので、そんなに規模は大きくない会場。前にアシックスの車が停まっていなければ、見つけにくかったかも。
 


中は前日にエントリーする人などもいて、かなり混雑しています。明日はマラソンだけでなく、10キロレースも同時スタート、モスクワオリンピック開催年度にちなんだ1980mのクロスもあります。案内はすべてロシア語、つまりキリル文字。これ、ヨーロピアンアルファベットと違ってまったく読めません。とにかく入口はいったところで尋ねるに限ります。
 
外国人受け付けのために一室が設けられていました。英語を話すスタッフに誘導され、室内へ。メールに添付されてきた「登録確認書」を提示、これを忘れたマイダーリンはパスポートの提示だけでもオッケーでした。


 
ナンバーカード交付してくれるブースには日本を話すロシア人もいて、手荷物預かりの場所など親切に説明してくれました。隣にマイダーリンも同席していたので、英語と日本語混じり。ナンバーカード・記録計測のためのチャンピオンチップ・コース図とパスタパーティ券・記念のポスターを受け取って、受け付け完了。私は個人所有のイエローチップを忘れてきたけれど、ブラックチップをレンタル。このあたりはどこのマラソン大会でも同じ受け付けの手順なので、特に問題なし。
 


ほっと一安心して周りを眺めてみると、これまでのヨーロッパ圏内のマラソン大会と違って、聞きなれない国名のトレーニングスーツを着た人たちが多いです。カザフスタン・ウズベキスタン・アルメニア。旧ソ連圏内の人たちが走りに来ているのです。彼らはロシア語を話すこともあって、「外国人」には分類されていないらしく、一般の受け付けブースでナンバーを受け取っていました。



壁にもいろいろ情報が貼ってあるけれど、キリル文字だけなのでまったく読めず。「詳しい情報はweb-siteで確認してください。」と受付時にも言われてしまったし。お決まりの写真撮影ブースで国旗を掲げて記念撮影するくらい。


 
うろうろしていると誰かそのあたりのランナーに「どこから来たの?」と話しかけられることが多かったのですが、今回は例外。皆ほとんど英語を話さない様子がわかります。 

 


ここでこんな親子に出会いました、ダーリンが娘さんのバックプリントの地図を読み取ってくれて「彼らはサハリンから来ているみたいだよ。」、サハリンと言えば樺太、北海道のすぐ北。なんとはるかなところから走りに来ているのです。
 


お互い写真を撮りあったりして、笑顔を交換しました。日本とロシア、樺太の問題はあるけれどそれは政治的な問題。スポーツの場でそんな話題は出ません、マラソンが好きではるばる走りに来ている気持ちは同じ。がっちり握手をして明日の健闘を祈りあいます。娘さんはサポーター、お父さんがマラソンに出走。
 
さあ、明日はどんなマラソンになるのかな?どこで走ってもいつ走っても距離は同じ42.195キロ、でも走るごとに違う表情を見せてくれる42.195キロ。

@Moscow


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