ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

マスターズ選手権大会2日目

2007-08-26 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
かんかん照りの昨日とはうって変わって朝から曇り空。空気も少し湿気ってきていて「モシカスルト雨ニナルカモ。」とマイダーリンは予想しながら選手権2日目、5000mと400mに向かいます。
 


朝8時半スタートで女子と60歳以上の部の5000mスタート。気温も上がっておらず、絶好のコンディションです。昨日のようなむせ返るような暑さの中のトラック長距離レースはご免こうむりたいけれども、今朝は走りやすそう。

9時15分の男子5000mのスタート直前には小雨が降ってきました。夏のことなので寒くはありません、主力メンバーはブカレスト・マスターズのステファン(40歳)・ビクター(44歳)、そしてマイダーリン(36歳)、いつも同じスタジアムで練習している3人です。「It will be spectacle.」とワクワクしながらわたしはギャラリー。
 


昨日10000mを走っているビクターとダーリン、疲れが残っているはずです。金曜日に11日間のデンマーク旅行から帰ってきたばかりのステファンは、昨日は800mでスピードチェック、そして得意の5000mです。660番ビクター、156番ステファン、159番ダーリン、あいだの135番リビューはこの秋に初フルを目指しています。左端の202番も有力選手です。
 


スタートしてすぐに予想通りの3人が集団となり1キロ3分15秒を切るペースで進んでいきます。ぴったり3人がかたまって走るようす、とってもかっこいいです、思わず見とれてしまいます。が、半ばほどでステファンが抜け出し、するすると前へ、後半には笑顔も見られ、気持ち良さそうに走っていました。
 


ダーリン、ビクターについていますがほどなくして離れ、ステファンからちょうど1分差でゴール、走り終わった3人を記念撮影しました。今年になって不調に落ち込んだステファン、今までビクターの後塵を拝したことはなかったのですが春からのレースで何度か逆転現象が起きていました。



今日は快走してビクターに大差、スピードの違いを見せてくれました。ステファン16分23秒、ダーリン17分18秒。
 
このあとすぐに雨が本格化、トラックに風も吹き込み寒くなってきました。疲れも出てきたダーリンは最終種目の400mを取り止め、5000mと10000mの2種目の年代別優勝です。



大きなパラソルの下でベレシュ・イレアナ選手と記念撮影。同年代の彼女はこの大会、800m2分25秒、1500m4分54秒、400m66秒とわたしとはケタ違いのスピードを持っています。何度か大会で出会っているので彼女も私のことを覚えてくれています。

今回初めて「スピード選手デスネ。」と話しかけることが出来、彼女が中距離専門の選手であることを知りました。「5000mハ、専門外。マラソンナンテ、トンデモナイ。」とのこと、でも、スピードが課題のわたしはスピードランナーに憧れます。

2005年秋にクロス・ロッテリーで初顔合わせ、このときは5.5キロほどの距離だったのでわたしが先着、2006年秋クロス・ペトロム3.5キロではほんの目の前まで追い詰めたのですが追いつくことは出来ませんでした。昨年よりも今年のほうが好調の彼女、また10月にクロス・ペトロムで一緒に走ることになります。けれども1500m4分54秒で走る相手、わたしに勝ち目はなさそうです。

上の写真、私は「ベテラン・チャンピオン」のレモンイエローのTシャツを着ていますが、2種目制覇のマイダーリンからもらったもの。昨日のうちに「チャンピオンTシャツをもらったら、1枚わたしに頂戴ね、今、ビールおごっておくから。」と取引しておいたのです。はい、予定通りゲットしました。



最後にダーリン、マスターズ連盟の事務所にて10月のバルカン選手権参加の申し込み。6~7日にかけてブルガリア・プロヴディフ(人口37万人、首都ソフィアに続く第2の都市)で行われます。今回私はお留守番。7日にブカレストで行われるクロス・ロッテリーを走ります。ベテランの部2連覇しているので、今年も逃したくない大会なのです。


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