ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

桜開花と父の転院

2008-03-26 | 日本のいろいろ


大阪の街角のあちこちで桜が咲き始め、開花宣言も出ました。その前日に、無事、父は転院をしました。ベッド上の生活となって丸2年、けれども顔色もよく、太りもせず痩せもせず、療養型の病院で過ごしているのです。

一箇所の病院に長く入院できないのが今の日本の医療制度。まだ寒いころに転院を言い渡され、ほどなくして次の受け入れ病院が決まったのですがあいにく満床、空き待ちとなっていました。



ベッドが空く日は突然やってくるもの。朝一番に病院からの電話で、その日が転院の日となったのです。ぽかぽか陽気の日でよかったです~久々の外出(?)だもの。

「患者さんに少しでも負担を掛けないように短時間で移動を。」と救急搬送の車は、サイレンまで鳴らしながらそこのけそこのけでノンストップ走行。高速道路も少し込んでいましたが、みんな避けてくれました。

次の病院に無事、運んでもらったものの、「新患者受け入れ」とのことで早速各種の検査が待っています。身体の負担にならないか、ちょっと心配です。

おまけに父は、自分にしてもらいたいことはおろか、自分の病状も自分で看護士さんに伝えることはできません。父が早く新しい環境に慣れるように、また病院のスタッフの人たちが早く父の生活状態に慣れるように、家族は毎日、病院に出向くことにしました。

もちろん完全看護の病院なので家族の付き添いは不要。病衣もタオル類もすべてレンタル、家から準備するものは特に何もありません。月々の支払いでさえ「自動引落しもできます。」~家族が病院に出向かなくてもいいシステムになっているとのこと。

でも、やっぱりお互い慣れるまでは様子を見に行かないと、不安です。お医者さんはどんな先生だろう、看護士や介護スタッフの人たちはどんな人かな?



我が家の山桜も綺麗に咲き始めました。父がそれを見られないのは残念ですが、せめてできるだけのことは。わたしの出国まであまり日もありません・・・。


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2 Comments

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わかっているんだけど・・・ (ぢぃり)
2008-03-28 20:49:54
日本を離れなくちゃいけない、いざ、そのとき。
本当に後ろ髪をひかれる思い。きっと何度経験してもなれることはないんだろうなぁ。
でも、お母さんも少しずつ回復してるようだし、マドモワゼ~ルがしてあげられることをたくさんしてあげてね!あと、もうちょっとだもんねぇ。
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遠いところ (マドモワゼル・ヒロコ)
2008-03-30 23:06:06
ちょっと遠いので、よけいな心配をしちゃうのかな~
帰ってくるの、どんなに急いでも丸一日がかり。
航空券とか手配していたらもっと遅くなるかも。
これがネックかなあ。
ぢぃりさんも、クマヲさんに何かあったとき、急には駆けつけられないのが・・・ね。
そんなことが無いよう、祈っています。
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