会社の駐車場に弱って飛べなくなっている「すずめ」を見つけました。
近づいて見ると、逃げる元気もなく痙攣しています。
その日はものすごい暑さだったので、熱中症になってしまったのでしょうか?
文鳥を飼っていて、何回か鳥の臨終に立ち会っている私は
そのすずめの命が危ない状況と察し、N君にポカリスェットを
買って来るよう頼みました。
うちの文鳥さんの具合が悪くなった時に、ポカリを飲ませたら
劇的に回復したので、すずめにも効果があるかもしれないと思ったのです。
熱中症の場合、とにかく体を冷やさなければいけないので
霧吹きで水をかけてみました。(はたから見れば虐待?)
するとよろよろと日陰に入ったので、捕まえてポカリをペットボトルの
キャップに入れ、クチバシに浸けると飲み込んでいる様子だったので
建設の社長が丹精している植木鉢に置いて休ませました。
その日は午後から新宿で研修があったので、後ろ髪を惹かれる思いでしたが
N君にすずめを託し、私は東京へ・・・
研修中もすずめが気になっていましたが、終って速攻で帰社すると
すずめがいません!!
建設の社長が来ていて、「オレが来た時はもういなかったな~」
N君も「いつの間にかいなくなってたんですよ~
猫とかカラスにやられたんなら、残骸があるはずだけど無いから
大丈夫なんじゃないですか~」
私が心配するほど、他の人には関心がなかったようです。
元気になって飛んでいったのならそれでよし!!
が、しかし今週に入ってお客様からの問い合わせや案内が多く
私はそれを「すずめの恩返し」と思いたいです。