my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

おさるとぼうしうり・くうき

2012-05-21 16:03:56 | ひらきよみ

読み聞かせの記録をもうひとつ。

先週金曜日は、5年生のクラスに行ってきました。
この日はペアの方が、最初に1冊読んでくれて、その後に、私が絵本を1冊と
詩の絵本を読みました。



こちらがペアさんの選んだ絵本。
私も、初めてだったので、教室の後ろで、5年生と一緒に楽しみました。

私は、どーしても「アヒル」に見えるんですけどね‥




何度も、練習したことありますが、実際に教室で読んだのは
初めてでした。

私は、おもしろいと思ったのですが‥5年生の反応は意外に薄かったですね〜


すこし時間が余ったので、まどみちおさんの『くうき』を読みました。



 5月
 ぼくの こころが いま
 すきとおりそうに すがすがしいのは

 みわたす 青葉たちの はく くうきが
 ぼくらに はいり
 ぼくらを うちがわから
 緑に そめあげて くれているのだ


この箇所が、読みたかったのです。

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ふしぎなたけのこ・おとうとは青がすき

2012-05-21 16:01:44 | ひらきよみ

5月11日金曜日から、今年度の、小学校での読み聞かせが
始まりました。

rが小学2年生の時に発足したボランティアの会で、その2学期から
私自身も読み聞かせを始めたので、なんと、今年で9年目です。

6年生のクラスで、2冊読んできました。


松野正子さん作、瀬川康男さん絵の、読み聞かせ定番ともいえる絵本ですが
教室では初めて読みました。
なんか季節的に、たけのこ、いいなあと思ったので。


もう1冊は、写真絵本を選びました。


ナイジェリアに住む姉弟。
色の中で、なんといっても青が好きという弟くん。
もしかしてこの子は、青しか色の名前を知らないんじゃないかしら、と
お母さんは心配しているので、おねえちゃんが「じゃあ私が教えてあげる」と
言って、身近な家族が身につけているものを例に出し、わかりやすく弟に
教えてあげるという、お話です。

おねえちゃんの髪型、おねえちゃんの笑顔がとってもキュート。



時間がないと、つい家にある手持ち本を読んでしまいがちですが、
私自身の勉強にもなるので、なるたけ、こまめに図書館へ行って、
新しい絵本にも挑戦しよう、などと思っている新年度‥です。

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まゆとりゅう・他2冊

2012-01-21 18:55:30 | ひらきよみ

雪がちらつく中、今年初めての、小学校での読み聞かせに行ってきました。
入ったのは1年生のクラス。

この日雪が降ると月曜日くらいからわかっていれば、雪遊びの絵本を選んだの
ですが(笑)、そうとは知らず、こちらにしました。



やまんばのむすめ まゆのおはなし です。

同シリーズで『まゆとおに』があり、そちらの方は何回もクラスで読んだ
ことがありますが、りゅうの方は今回が初めてです。

りゅうが春の雨を降らせると、お山の雪が溶けて春がやってくる、という
内容なので、季節的なことを考えると、3月くらいに読んだほうが
よかったかもしれません。

でも、こういうしっかりとした「お話」は、読んでいてとても楽しくて
私はやっぱり、こういう種類の絵本が一番すきかも、と思ってしまいます。


ゆっくり読んで8分近くかかるので、1年生にしては長いかと思い、次の
絵本はこちらにしました。リラックスして笑ってもらいたかったので。



なにがこんなにおもしろいのかなーと思うほど、1,2年生は
この絵本でよく笑います。

とてもよい感じになったので、「おまけ」の1冊も出してみました。



ダジャレの絵本なんですけど、とってもおもしろいんです。
たとえば、表紙の絵だったらこんな文がついてます。

 うそでひょう こんなうさぎも

 うさぎ ひょう



ぞうヴァージョンはこんなの。

 うそが おおいぞう

 うさぎ ぞう



前に、高学年のクラスでさらっと読んでみたことがあるのですが
あまりのシラケ具合に、ちょっとへこみました‥笑。

1年生にはOKでしたね。



*次回は2月に5年生のクラスに行く予定でした、他の方に代わってもらいました。
  今まで、すごーく忙しかったときも、一度決めた当番を変更したことなかったのですが
  2月の最終週はさすがにかなり忙しくなるだろうし‥そのために選書や練習が
  おろそかになってもねぇ、と思って。
  なので、読み聞かせはしばらくお休みで、次回は新年度ということになりました。

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クリスマスのまえのばん

2011-12-23 14:35:20 | ひらきよみ

先週の金曜日は、2学期最後の小学校での読み聞かせの当番日でした。

3年生のクラスで私が読んだのは『クリスマスのまえのばん』。



ツヴェルガーの絵がとてもきれいです。

2年前のクリスマスに、ことり文庫さんで買った新しい絵本なので、
小学校の教室で読むのは初めてでした。

全体の印象としては‥この絵本(違う訳者と画家の組み合わせの)を
知らない子達ばかりだった気がします。
そして、自分たちの知っている「定番」では、「セント・ニコラス」とは言わず、
「サンタさん」だし、しかもそのおじいさんは、小さな妖精風? じゃないよね、と
みんながすこしだけ納得していないような顔をしているように見えました・笑


※その日のペアさんは、『うるさいゴミの日』という絵本を読んでくれました。
 私にとってもお初の本でした。

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ラチとらいおん・はらぺこさん

2011-11-27 16:07:03 | ひらきよみ

11月25日金曜日は、小学校の読み聞かせの当番日でした。
入ったのは6年生のクラス。

1冊目は『ラチとらいおん』。2冊目には、『はらぺこさん』を読みました。






ラチ〜はもう何度も6年生のクラスで読んでいる、私の中では「定番」です。
すこしざわざわしていたクラス内も、読み始めたら静かになって、絵本とは別の方を
(わざと)向いていた、後の方の男子も、読み進んでいくうちに、絵本の方をしっかり
見ていたことに気が付き、ほんとうに「ラチとらいおん」は、ひきつける力を持っている
優れた絵本なんだなあと実感しました。


「はらぺこさん」は、今年のはじめにハードカバー版が出ましたが、うちにあるのは
2000年4月発行の「かがくのとも」の方です。

rが大好きだったこともあり、保育園時代、何度読んだかわからないほど読まされ、
小学校でも読んでみようかな、と思ったこともありましたが、実際に読んだのは
今回が初めてでした。

やぎゅうげんいちろうさんの絵はユーモラスで、子どもたちは入りやすいのですが
ストーリーの方は、声に出して読むと8分近くあり、内容も「科学的」に説明されている
ところもあるので、集中して聴いていられるのは、高学年だなと感じました。

私は、個人的に、24ページの、スナック菓子のようなものを、食べている女の子が

おやつには「えいようぶん」がはいっていないんですか?

と、聞いてくるフレーズがとても好きで‥そうそうここが好きだったなあと、思い出しながら
6年生の教室でも読んできました・笑



次の当番は12月で、それが今年最後の当番になります。


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ゆめちゃんのハロウィーン・しんとしずかな、ほん

2011-11-14 12:51:49 | ひらきよみ

もうだいぶ前のことになってしまいましたが、10月最終週の
読み聞かせの記録を残しておきたいと思います。

その日はハロウィーンの直前で、しかも3年生のクラスだったので
1冊目は、買ったばかりのこの絵本にしました。


 

講談社の「季節と行事のよみきかせ絵本」というシリーズもののうちの
1冊のようです。

ハロウィーンは、日本に定着したのかしないのか、よくわかりませんが
この絵本は、ニューヨークに住んでいるゆめちゃんが初めて体験した
ハロウィーンを描いています。

巻末には、そもそもハロウィーンとはなにかー的なこともちゃんと記されて
いるので、家で読む場合には、噛み砕いて教えてあげることもできますね。

教室では、「10月31日は何の日か知ってる?」と投げかけ、ゆめちゃんは
ニューヨークに住んでいるから日本とはちょっと違うかもしれないね、と
続けたら、前列に居た男子が「それは実話ですか?」と聞いてきたのに
驚きました・笑



次の絵本はこちらを選びました。




教室で読むの初めてで‥
いろんな「しん」とする状況が描かれている、とても好きな感じの本ですが
ストーリーが続いているわけではないので、子どもたちは、どんなふうに
思うかなと、心配でした。


意外にも、いろんな「しーん」の中で一番受けたのが、

おむかえをまって さいごのひとりになる しずかさ  でした。

私はそこよりも、注射直前の場面の

きえてなくなっちゃいたいときの はらはらする しずかさ  とかかなあと
思っていたのですが‥

そして、はつゆきの しずかさ  は、ぽかんとした顔で聞いていました。


3年生には、初雪の静かさや、夜 車に乗っているときの静かさは
まだ実感としてはわからない、ということがわかりました・笑

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きっとみずのそば・くうき

2011-10-27 18:34:42 | ひらきよみ

先週の金曜日、2学期になってはじめて、小学校の読み聞かせに行ってきました。

9月は運動会があるので、読み聞かせが始まるのはいつも10月からなのですが、
今年は中学校の役員仕事がとても多いのと、高校説明会にも出かけなくてはならないため
読み聞かせは休んでしまおうかなーと真剣に悩みました。

お休みさせてね、と言うことは簡単ですが、それをしてしまったらいけないような‥
それをするのはまだ早いような(?)気がして、10月は2回お当番を引き受けました。

迷いがあったせいか、5年生のクラスで読む絵本が前日まで決まらず‥色々検討して
みましたが、最終的に、この2冊にしました。


と、

どちらの絵本も、教室で読むのは初めてです。


「きっとみずのそば」     ※過去記事はこちらにあります→

とても好きな絵本ですが、声に出して読むと9分半くらいかかるので
途中退屈してしまうのではないかな、と今まで躊躇していました。
最後のオチも、何年生くらいからならわかるかな?という心配もあり。

5年生のクラスだったので、飽きることもほとんどなく、最後までお話に
ついてきてくれている感じはありましたが、最後の、ワゾーからのメッセージを
見つけるところで、「あーそういうことだったんだ!」と、私が最初に読んだときに
感動したような空気の動きは、あまりなかったような(苦笑)、気もしてちょっと残念。


1冊目が長い話だったので、2冊目に「くうき」を読んでみました。
(10月なので『にぐるまひいて』をいいかなーと候補に入れてあったのですが
そうすると、本の組み合わせ自体を変えないといけないかも、とも思い、
今回は見合わせました)

まど・みちおさんって知ってますか?

と、問いかけると、半分以上の子が「知ってる」と声をあげてくれたので、
そんなことからも、ちょっと興味を持って聞いていてくれたかなと、思いました。



ぼくの 胸の なかに
いま はいって きたのは

いままで ママの 胸の なかに いた くうき


 

‥‥

こんなふうに思ったこと、一度もありませんでした。
とても新鮮。


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じょうろさん・それほんとう?

2011-07-20 18:10:05 | ひらきよみ

先週の金曜日、7月15日は1学期最後の読み聞かせの日でした。
2年生のクラスに行ってきました。

パートナーさんがこちらを選んだので、私は、あっさりめの
絵にしようかなー(笑)と思い、大野さんの絵本を初めて教室で読みました。





小学校では、ペットボトル型?の水入れで、自分の鉢植えにお水を
あげているのを知っていたので、表紙の絵のような「じょうろ」を
もしかして知らなかったりして???と思って、聞いてみましたが、
みんな「しってるー」と答えてくれて、ほっとしました・笑。

じょうろさんの第2の人生に、2年生も祝福の笑みを贈ってくれているように
見えました。



2冊とも短い絵本だったので、もう1冊、ことばあそびの『それほんとう?』

の中から、担任の先生のお名前の一番上と一番下の文字「あ」と「り」を
読んでみました。

どの話も、それほんとう?と思わず尋ねたくなるような、奇想天外な話の
数々なんです。

たとえば「り」

 りゅうとしたみなりの
 りょこうかが
 えりに
 りんどうのはなをいちりんさし
 りらいろのりぼんをくびにまいた
 りこうなりすのこを
 りゅっくさっくにいれ
 りょうほうのぽけっとに
 りんごをつめ
 りょうてに
 りっぱなりょうじゅうをもって
 りゅうこうかをうたいながら
 りょかくきにのりこみ
 りゅうまちにかかった
 りゅうのちりょうをしに
 りおでじゃねいろにでかけたって。

 それほんとう?



すごくおもしろいと思ったんですが、ちょっと2年生のクラスで読むのは
ムボーだったのかな? 反応がかなり薄かったです・笑。
少ない人数で読んだほうが、おもしろさが伝わりやすいのかなと思ったりしました。

でもめげないで、今度はもうすこし上の学年で読んでみようと思っていたら‥

担任の先生が廊下へ出てきて、「すごくおもしろい本ですねー見せてください」と
おっしゃいました。(そうなんです、先生、すごくおもしろいんですよ)


2学期は運動会が終わった10月から、また読み聞かせが始まる予定です。



*私が先日ことり文庫さんから送ってもらった『それほんとう?』は新装版で、
 この新装版の装丁がとてもよいのです。

 でも、図書館から旧の方も借りたような‥と記憶(ほんとはブログ)をたどってみたら、
 2007年に4月に、rに読んであげていた時のログがありました。
  よかったそちらも読んでみてください。(こんなこともあったんだなーと、すでに
 人ごとの気持ちで読みました・笑)

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バスにのって

2011-06-18 18:30:39 | ひらきよみ

金曜日は、小学校の読み聞かせ、今学期2回目でした。
行ったのは5年生のクラス。

パートナーさんと1冊づつ読みましたが、彼女はこの日が読み聞かせデビュー。
自分の「デビュー」のときを思い出し、私の気持ちも引き締まりました。

パートナーさんが読んだのは、この絵本。

初回にこの絵本を選ぶとは、なかなかだなーと思ってしまいました。
割と大きいし、横に長いので、持っている手もを疲れるし、たっぷり7分は
かかりますから。

どうしても、緊張すると早めになってしまうから、あとの時間を気にしないで
ゆっくり読んでね、と彼女に伝え、私は、短くて、違うタイプの本を選ぼうと思い
またまた『バスにのって』を読みました。(過去記事は  

教室で読んだのは、これで3回目ですが、やっと落ち着いて、楽しみながら
この絵本を読めるようになったかなあと感じました。
(ストーリー性があまりなく、文字も少ない絵本は、物語の絵本よりも
難しいなあと思うことが多いですから)



各教室での読み聞かせが終わったあと、記録ノートを書くために
図書室に集まり、そこで、クラスでの反応とか、それぞれが選んだ絵本を
見あったりするのですが‥

『バスにのって』と最後まで迷ったこの絵本を見せたところ、メンバーさんが
みな「好き〜♪」「かわいい〜」と言ってくれました。



高学年のクラスで読んでみたいという声が多かったので、私も、次回
チャレンジしてみようと思います。


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おじさんのかさ・パンのかけらとちいさなあくま

2011-06-13 15:30:24 | ひらきよみ

先週の金曜日は、今年度初めての、小学校の読み聞かせの日でした。
入ったのは4年生のクラス。


  『おじさんのかさ』 佐野洋子 作  と




  『パンのかけらとちいさなあくま
                内田莉莎子 再話  堀内誠一 絵

の2冊を読みました。両方とも、教室で読むのは初めての絵本です。


私の小学校での読み聞かせも、8年目に入り、マンネリ化防止のために(笑)
自分の中での「今年のテーマ」を決めようと思い‥ひとりで2冊読むときは
民話とか昔話の類を1冊いれることにしました。

その1回目として選んだのが、『パンのかけらとちいさなあくま』 
リトアニア民話です。
先日、うらわ美術館で堀内誠一さんの原画を見たことが、心のどこかに
残っていたのかもしれません。
あらためて、絵をみていくと、「じぬし」の絵とか、「あくま」に襲いかかる雄牛の
絵とか、とても迫力があって、森の木も、リトアニアの針葉樹はほんとうに
こんなふうなんだろうなあと思いながら読みました。

テキストの方も、「ちいさなあくま」が全然悪魔っぽくなく、
機転が利いて、元気いっぱいのやんちゃないいやつ、なところがとても
おもしろいなあと思いました。
教室の4年生も、「あくま」が最後までいいやつのままなのか、それとも
どこかでまた、思わぬ出来事が起こるのか、気になっていたのではないかな。
(女の子4人グループのうち二人が、まっすぐ前を見て座っていないのが
読み始めの時に気になっていたのですが‥彼女たちも、最後にはまっすぐ
絵本の方を見てましたから・笑)


『おじさんのかさ』を今回読みたくなったのは、琴子さんのブログでの
読み聞かせの記事に載っていたからなんですが‥
手持本ではないため、rも、どんな絵本なのか知らなかったみたいで
(私は以前、図書館で読んでことがありました)
読み聞かせ前日、ふたりで「よみきかせごっこ」を久しぶりにやりました。

    あめが ふったら ポンポロロン
   あめが ふったら ピッチャンチャン


私の読み方は、とくに「歌」ではなく、「普通」だと思うのですが‥笑
どなたかが読んでいるのを聞く機会があると、ああそういう読み方も
あるのね〜と思うとき、ありますよね。

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ぐりとぐらのおおそうじ・にているね!?

2011-04-03 17:02:10 | ひらきよみ

しばらく前のことになってしまいましたが、3学期の最後の
よみきかせのことを、書いていなかったので、記録として残しておきたいと
思います。

3月18日(金) 2年生のクラス

読んだのは、『ぐりとぐらのおおそうじ』とかがくのとも4月号の『にているね!?






この日は、私たちの地域で、初めて計画停電が実施された翌朝でした。

初めての停電で、しかも時間は夜の7時から10時まで。

大人の私にとっても停電はとても久しぶりのことで‥子供たちにとっては
「ほんものの、初めての」停電でした。

こわかったかな、大丈夫だったかな、と思いながら、教室に入ったけれど、
いつも通りに、机を後に寄せて、床に座布団を敷いて、はやくはやくと
言っているような目に囲まれて‥「いつも通り」の有難さを感じながら
絵本を開きました。

「ぐりとぐらのおおそうじは、春だけど、みんなはいつ、おおそうじを
する?」と訊いたところ、「学期のおわりです」と答えたとても賢そうな女の子が
居て、びっくりしました。

「お正月の前」って、はりきって答えてくれるかと思っていたんだけど‥笑。


『にているね!?』は、かがくのともの新刊です。

  じぶんでいうのも なんだけど
  うまは かっこいいよね
  うん ほんとうに かっこいい

  そうおもわない?



という馬に、横から椅子が話しかけます。

  ああ
  たしかに そうおもうよ
  なかなか かっこいい

  それに‥

  おまえ
  おれに にているよね



共通点を次々に挙げられて、ちょっと違うのでは、と思っていた馬も
だんだんそうかもしれないと、思わされてくるところが、とてもおもしろいです。



(新年度も、図書ボランティアは続けさせてもらう予定です。)



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のぞく

2011-02-25 16:00:10 | ひらきよみ
今日は、今年最初の、小学校での読み聞かせの当番でした。
行ったのは、4年生のクラス。

クラスにはペアで入ることがほとんどで、自分の子どもがいるクラスには
年に1〜2回ぐらい、入ることができるようになっています。
本日のクラスも、私のペアさんのお子さんが居るクラスで、しかも担任の先生は
rが6年の時にお世話になった先生です。

ペアさんが選んだ絵本はこちら。


そう!
rの卒業式の数日後に結婚した先生に、この秋、赤ちゃんが生まれるのです。

子どもたちももう全員そのことは承知しているので、ペアさんがこの絵本を出したら
みんなにやにや、にこにこして、先生の方を振り向いていました。

おっぱいが出るまで3日間くらいかかることや、初めてお風呂へ入れたときの
赤ちゃんの肌の様子や、手足の感じなど、とても丁寧に綴られていて‥
私も、しみじみと懐かしい気持ちになりました。

よいひとときを共有させてもらったなあと、思います。


そんな絵本の後に、私が読んだのは、『のぞく』 です。


だいぶ前から持っていたのですが、小学校で読んだことは一度もありませんでした。
ストーリーはなくって、いろんな「のぞいている」写真と、短い文章、そしてイラストで
構成されている絵本です。

ページにはところどころ穴も開いていて、ちょっとしかけ絵本?みたいな感じにも
なっています。

文を書いているのは、天野祐吉さんだけあって、短くても読みごたえがあります。

たとえば、高層ビルをバックにした公園で、段ボールの家の窓から顔を
出している子どもがいる写真には、こんな文章。

   まどは せかいを のぞく あなだ。
   たかい ビルの まどから のぞくと、
   ひとは むしのように みえる。
   ひくい いえの まどから のぞくと、
   むしが ひとのように みえる。

捨てられた瓶や缶になって、捨てられた瓶や缶の中から、
人間の世界を覗いてみよう、というのもありました。

4年生も、ほぉーという感じでしたね。

最後の文章だけは、ページにぎっしりと、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイの
ことが書いてあります。

望遠鏡をのぞいて、木星の4つの衛生を発見し、それが地動説の正しさを
証明することに繋がったという話です。

終わりの5行にとてもよいことが書いてあって‥
ここを、4年生=10歳にぜひとも聞いてもらいたくて、この本を選んだのでした。

 「のぞく」ことは、知らない世界に足をふみ入れることです。
 むかしから人間は、なにかをのぞくことで、自分たちの世界を
 ひろげてきました。知らないものを知りたいとのぞむこころ。
 好奇心。それをもつことで、人間は想像力というふしぎな翼を
 もつ動物になったのです。




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しんせつなともだち・クリスマスのてんし

2010-12-23 08:58:43 | ひらきよみ
先週の金曜日は、2学期最後の読み聞かせの日でした。
1年生のクラスへ、ペアで行き、私は↓の2冊を読みました。

もう何年も前に、図書館の廃棄本のワゴンの中から見つけ、
喜び勇んでもらってきた本です。
小学校で自分が読むのは初めてだったみたいです。

容易に想像できる「繰り返し」が楽しいです♪
しんせつなともだち




もう1冊は昨年発売された新しい絵本です。画像からはわかりませんが
しかけ絵本になっています。
レトロな雰囲気の絵が、1年生の心よりも、ボランティア仲間の心をつかみました・笑。
この絵本のよさは、大人向けかもしれないなあと思いながら選びましたが、
やはりそうでした。
たとえ5分で読み終わってしまう絵本でも、子供はストーリーを求めているのかも
と思います。
クリスマスのてんし




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あいつはトラだ!〜ベリゼールのはなし〜

2010-11-30 16:29:40 | ひらきよみ
19日(金)、26日(金)、2週続けて、小学校の読み聞かせで、この絵本を読んできました。
5年と、6年のクラスです。

あいつはトラだ!〜ベリゼールのはなし〜
   ガエタン・ドレムス  作   のさかえつこ 訳


夏前くらいの、「はじめましての絵本たち」で購入したと思います。
そのときから、小学校で、読んでみたいなあという気持ちがありました。


お話の舞台はフランスで、主人公はベリゼール(表紙のトラです)。
パン屋さんをやっていますが、1週間に1度、舞台にも出演し、遠い外国の
おもしろい話を、村の大人たちみんなに聞かせたりもしています。

ある晩のこと、ベリゼールは何の衣装も身につけずに舞台に立ちました。
お話はおもしろかったのですが、村人たちは楽しむことができず、急いで家へ帰ります。
ベリゼールが、自分たちと同じ人間ではなく、トラだということを、急に認識したのです。
翌朝、お店に行く人は誰もいず、子どもたちもパンを買いに行かせては貰えませんでした。
それまで、とても親しくしていたのに、大人たちの中には偏見がむくむくと頭をもたげます。
自分たちと見かけが違うものを恐れる気持ちは、排除したいという欲望に変り、
隣人だったベリゼールは、けものとして檻に入れられます。

なんと心が痛む光景でしょうか。

中身が問われる前に、まず外見で判断されてしまう世の中は、いつでも
すぐそこにあるのです。


ストーリーの奥にあるものは、とても難しいテーマですが、お話の後半は
ベリゼールと仲良くしていた子どもたちの活躍で、ほっと安心できる最後を迎えます。
ベリゼールがパン屋をしていた、という事実がとてもうまく生かされていて
思わずにやっとしてしまうエンディングなんです。


私は、読み聞かせの時間に、悲しい話や重いテーマのものを選ぶのは
あまり好きではありません。
(朝なんだから、楽しい気持ちで、一日を始めたいという単純な思いからですが‥)
でも、このベリゼールの話は、うまくまとまっているし、ユーモラスでおしゃれな絵が、
重い内容をうまくやわらげてくれていると思い、選んでみました。

5年生も6年生も、とても真剣に聴いてくれました。特に6年生の方が聴いている
その瞳に真剣さが感じられ、より深く心に届いているのかなあと思いましたが、
どうでしょう。


檻に入れられたベリゼールが叫ぶ場面があるんです。
こわいトラは、みなさんの ほうじゃ ないかあ!

今生きている私たちは、かつてそう叫んだすべての人の悲しみを、
すこしでも知る努力をし、忘れないでいなければなりません。






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いつもちこくのおとこのこ・再び

2010-11-04 15:20:09 | ひらきよみ
先週の金曜日は、4年生のクラスでの読み聞かせでした。
10月最後の金曜日だったので、ハロウィンの絵本とか、それがらみで
魔女のはなしとかもいいかなあと思いましたが、結局、バーニンガムにしました。

4年生は、中学年ともいわれますが、大きく二つに分けたときは、小学校では高学年。
見た目はまだまだかわいいですが、本を聞いているときの様子を観察していると、
たしかに「高学年」の仲間入りをしてきたかなあと感じることが度々あります。

もちろん個人差が大ですが、おもしろいと思っても、素直に笑えなかったり、
「ちょっとかわいい話(※)」のときは、男子なんか、下を向いてしまったり、
友だちとつっつきあったり。(※たとえば、森の動物たちが仲良くするとか、
お母さんに甘えるこどもが出てくるとかー)

ペアの方が読んでいるときに、自分も子どもたちと同じ、教室の床に座って、
後ろから見ていると、どんな絵本には集中して、どんな話だと、すこし動きが出てくるか
(集中していないと、体が揺れたり、下を向いたり、咳をしてみたり、しますから)
が、わかりとてもおもしろいです。

で。

4年生ぐらいから、バーニンガムの絵本はなかなか重宝するなあというのが
私の感想です。

 この絵本は、
話がおもしろいし、舞台が学校で、登場人物ふたりのうちの一人は
日頃慣れ親しんでいる「先生」ですものね。



主人公ジョンが、「ありえない」トラブルに巻き込まれていきますが‥(最後には先生も‥)
一体どんな場所で、どんだけひどい町? と、思いながらひとりで読んでみるのも
おもしろいです。


バーニンガムの絵本は、この他にも、何冊か読んだことがありますが、
次は、 こちらに挑戦してみようかなと思っています。


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