映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

コラテラル

2010-06-13 00:02:13 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 マイケル・マン
キャスト トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス、ジェイダ・ピンケット・スミス、マーク・ラファロ、ピーター・バーグ、ブルース・マッギル、イルマ・P・ホール、バリー・シャバカ・ヘンリー、ハビエル・バルデム、ジェイソン・ステイサム、デビ・メイザー
2004年 アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス

【あらすじ】
未来の夢を心の支えに生きる平凡なタクシー運転手・マックスは、冷酷非情なプロの殺し屋・ヴィンセントを乗せたことがきっかけで殺人の手伝いをさせられるハメになり…。

【感想】
トム・クルーズが悪役挑戦という実にわかりやすいコンセプト。ただ作品選びが上手なことで有名なトム・クルーズにしては珍しくつまらないシナリオを引き当てたという印象が強い。

中盤までお洒落なサスペンスで最後で一気に「シャイニング」のように変貌する構成がとてもチープに感じられた。自分の中ではこの部分が全てだった。二人の人物像や都会的な雰囲気は良かっただけに非常に残念。

殺し屋のトム・クルーズが客として偶然であったタクシードライバー(ジェイミー・フォックス)を脅迫して自身に課せられた任務を遂行するという展開。二人の間の微妙な関係はそれなりに面白かった。タクシードライバーは銃を突きつけられて無理やり協力させられているにもかかわらず、コンビとして成立していた。きっと二人はお互い共感できるものを感じ取っていたのでしょう。

リムジン会社を経営する夢を見ながらも、何年もタクシー運転手に甘んじていることを母親に嘘をついている。二人が病院で母と面会した際にこの嘘をばらさなかったシーンには友情に近いものを感じた。一方でヴィンセントは自分の過去や経歴についてほどんど語ろうとはしない。共通点と正反対の人物像が描かれていた。

見所である殺し屋トム・クルーズについては普通に絵になっていました。この部分に関しては文句は一切ありません。一方で渋い音楽がやたらと流れていたのは好きになれなかったです。

トム・クルーズの悪役もお洒落な雰囲気は悪くはないのだが、最後まで一気に見せるパワーが不足していたように思いました。

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆

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