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X-ファイル:真実を求めて

2010-05-08 00:15:22 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 クリス・カーター
キャスト デヴィッド・ドゥカヴニー、ジリアン・アンダーソン、アマンダ・ピート、ビリー・コノリー、イグジビット、ミッチ・ピレッジ、カラム・キース・レニー
2008年 アメリカ
ジャンル:サスペンス、SF、シリーズ

【あらすじ】
FBI捜査官が謎の失踪を遂げた。やがて、その居場所を透視出来るという神父が現れる。神父の指摘した雪中からは、切り落とされた人間の腕が発見された。しかし、その腕の持ち主は失踪した捜査官のものでは無かった…。

【感想】
本作は捨石で「気に入ったらぜひドラマの方も観て下さいね」という商売根性丸出しの思惑が背後にあるのではないかと疑ってのは、私の精神が病んでいるからなのか・・・。

というわけでかの有名なX-ファイルの映画第二段です。X-ファイル=ドラマという固定概念に縛られてしまっているせいか、内容もドラマの延長上に感じられてしまう。せっかくの映画化なのだから、もう少し映画らしさや映画でしかできないことがあってもよかったのではなかろうか。

そんなことを言いつつも実は私もそれほどX-ファイルに詳しいわけではなかったりするのですが、殺人事件の真相ばかりで、科学では説明できないような超常現象は少なかったです。この部分が自分が思い浮かべていたもとの少し違った。強いて言うのであれば、神父の予知能力の存在なのでしょうが、これも神父と犯人が実は繋がっていたという接点を残しているため、核心をぼかしたような結論になっている。

ただラストで神父を擁護する発言からすると、神父は全ての面で悪人ではなく、透視を通じて捜査に協力していたと捉えるのが流れの中で自然だと思う。いずれにせよ、SF度は弱いです。

X-ファイル=超常現象というイメージに裏切られたのは事実ですが、別に根強いファンというわけでもないので普通に楽しみました。コアなファンはこの部分をどう思っているのかは少し気になる。おそらく、ファンであるほど失望の度合いが強いのではないかという気がしてならない。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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