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ハリー・ポッターと炎のゴブレット

2010-09-06 13:22:49 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 マイク・ニューウェル
キャスト ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、トム・フェルトン、ケイティ・ルング、マシュー・ルイス、ロバート・パティンソン、ロビー・コルトレーン、レイフ・ファインズ、マイケル・ガンボン
2005年 アメリカ、イギリス
ジャンル:ファンタジー、アクション、アドベンチャー、シリーズ

【あらすじ】
世界の三大魔法学校が魔力を競い合う伝説のイベント“三大魔法学校対抗試合”の開催が決定した。“炎のゴブレット”が各校の代表選手を選び出す中、立候補すらしていないハリー・ポッターがなぜか代表の一人に選ばれてしまう。かくしてハリーは、ドラゴン、水魔、心を惑わす生きた迷宮などの試練に挑み、その裏に潜む「声に出して呼べないあの人」の存在を感じながら、やがて自らの因縁と対峙していくのだった。

【感想】
シリーズ全てレビューを埋めたつもりが、まだ抜けがあったようで焦った。本作の存在を忘れていました。ごめんなさい。

3作目でようやく主人公の本来の目的の話に突入したのかと思ったら、本作では再び学園生活に戻った印象を受ける。ただしそれでも1,2作目と比べると相当にシリアス。個人的には単品としてはなくてもいいという気持ちがあるももの、長編作品の中にあってはそれなりのアクセントになっていると思う。同シリーズは全てが完結した後にもう一度、個別を見直すことで評価は変わるだろう。本当はそれでは困るのだが。

本作での位置づけはヴォルデモートの復活。これに尽きるでしょう。学園生活で起きた出来事は全て仕組まれていたということです。ハリーが試練を課されて、魔力や友情、知力が成長し、仲間の死に直面し人間的にもひと回り強くなるという流れ。「努力」「友情」そして「勝利」だとジャンプみたく能天気になってしまうので、ここでは最後は「挫折」という言葉を加えることができる。

監督は「フェイク」や「トラフィック」などの社会派的な代表作品があるものの本シリーズのような娯楽大作には無縁であったマイク・ニューウェル。自分の個性を押し殺して作品の持ち味を持ち味を生かすことに徹したのかなと思う。肝心な映像は今でも十分に楽しめます。結局の所、ファンタジーは映像が生命線ですから。

それからハリー・ポッターやハーマイオニーが14歳という設定には限界を感じた。年齢出さなければよかったのに。

シリーズである以上はやはり本作をスルーしてしまうと苦しくなるでしょう。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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