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アジャストメント

2012-04-01 22:59:58 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 ジョージ・ノルフィ
キャスト マット・デイモン、エミリー・ブラント、アンソニー・マッキー、ジョン・スラッテリー、マイケル・ケリー
2011年 アメリカ
ジャンル:ドラマ、サスペンス、SF、ロマンス

【あらすじ】
若手政治家のデヴィッドは、運命的に出会ったバレリーナのエリースにひと目惚れする。しかし、突如現れた男たちに拉致されてしまい…。

【感想】
人の運命を弄ぶ「アジャストメント」と呼ばれる存在にイライラさせられる。これでは作品の魅力を発揮することができるわけありません。神のような立場なのだからもう少し威厳があった方がいいと思う。行動がコロコロ変わるので巻き込まれた人が気の毒に感じました。

以下、ネタバレあり。未見の方はご注意。

将来アメリカ大統領になる予定の主人公が女とくっつくことで道を脱線してしまうのを防ぐため「アジャストメント」存在が2人の仲を引き裂こうとする。

こういうことはあまり言いたくないのですが、アメリカの大統領になるならないに対して、わざわざ神が介入しなくてはならないようなことなのか非常に疑問でした。「アジャストメント」の仕事は雑用係に見えてしまいます。そもそも彼が大統領にならなければ他の人間が普通に大統領として立派にやっていくのではないか?なぜ主人公でないと世界の秩序が乱れるのか意味不明でした。

また2人が結ばれた後に主人公が大統領になったのか、女がダンサーの道を諦めずに済んだのかが描かれていないので消化不良感があります。2人の絆を描いた作品なので試練を乗り越えることで絆がさらに深まり道が開かれたと考えるのが自然な流れなのでしょうが、映像で出してもらいたかったです。

というわけでストーリーの根本となっている部分が好きになれないので評価はこんなもんです。

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆

アジャストメント [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ジェネオン・ユニバーサル

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