ＳＦ巨大生物の島

監督 サイ・エンドフィールド
キャスト マイケル・クレイグ 、ジョン・グリーンウッド、パーシー・ハーバート
1961年　イギリス
ジャンル：SF

【あらすじ】
南北戦争を舞台に、南軍の捕虜収容所から５人の兵士が激しい嵐の中、観測用の気球で脱出。嵐に導かれ彼らは無人島にたどり着くが・・・・・・。

【感想】
作品全体にレイ・ハリーハウゼンの特撮に対するこだわりが感じられます。人間に対してずっと巨大なカニやニワトリは確実に日本の特撮（円谷プロ等）よりも出来が優れていると私は思います。マニアは好きでしょうね。こういう作品は。もちろんマニアでなくても巨大化した動物達のトリッキーな動きはぜひ一度は鑑賞してみても損はないと思います。

レイ・ハリーハウゼン作品を全て見ているわけではないですが、この人の作品はどれも同じような作品が多く、レベル的にも飛びぬけて完成度が高いものが存在しないのが欠点だと思います。なので1本鑑賞してみて、気に入ったのなら他の作品もお勧めできますし、そうでなければその1本で十分でしょう。

でも癖の強いお笑い芸人のように、たまにはこのような独特の味のある映画もいいと思います。逆に毎日見るとなると結構、苦痛なのですけどね。ニッチだがこのような映画も絶対に必要だと思います。


お勧め度：★★★★★★☆☆☆☆

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