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ワイルドシングス3

2009-09-29 00:06:29 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 ジェイ・ロウイ
キャスト サンドラ・マッコイ、リンデン・アシュビー、ディナ・メイヤー、ブラッド・ジョンソン
2005年 アメリカ
ジャンル:サスペンス、ミステリー、シリーズ

【あらすじ】
建設会社のオーナーのジェイと彼の娘マリーは、亡き母の形見であるダイヤモンドをめぐって争っていた。 そんなときジェイが、マリーと折り合いの悪い女子高生エレナをレイプしたとして逮捕される。 マリーはジェイに対し無実を晴らすと約束するが、この事件はマリーがエレナと組んで仕掛けたでっちあげだった。

【感想】
「ワイルドシングス」の続編はキャストだけ一新して内容はどれも非常に似ているという映画の続編としては変則的な作りになっていると思います。

以下、ネタバレありですが、読んでもらっても全くかまわないと思います。そういう映画ですから・・・・。

3作目に相当する本作もいつもと全く同じパターン。ここまでくれば誰でも簡単に読めてしまう。つまり義理の娘とレイプされた女が結託しているのは最初からバレバレ。鑑識を買収しているのも前作と同じパターンだったような気がします。本当にキャストが変わっているだけで何の進歩もないです。

そして恒例になっているどんでん返しの連発の部分ですが、結論としては男の警察以外皆が事件に絡んでいます。これがどんでん返し連発のトリックです。一人ずつ事件への関わりを明かして行くことでシナリオが練られているように錯覚させようとしているが、実際はそんなことはないです。一続きなのを小出しにしているだけ。

雰囲気は少し変わった気がします。特に殺してしまった直後の台詞が「そんなことよりダイヤは?」の一言。もう金と性欲だけの話になっています。登場人物が救いようのない奴らのみで構成されているのは困惑してしまいます。

最後にエンドロールという場所でトリックの詳細を明かすという手法も気に入らないです。エンドロールも立派な映画の一部分ではあると思いますが、それでも本編内で処理してもらいたいですね。

結論:もう続編は結構です。

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆

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