監督 エンツォ・G・カステラッリ
キャスト フランコ・ネロ、ウィリアム・バーガー、オルソ・マリア・グエリーニ、ウディ・ストロード、オルガ・カルラトス
1976年 イタリア
ジャンル:ウエスタン
【あらすじ】
長きに渡って続いた南北戦争が終焉を迎え、ネイティヴ・アメリカンの血を引くケオマが生まれ故郷に帰還した。しかし、町は無残にも破壊され、伝染病が蔓延し、独裁者の支配下に置かれていた。希望を失ったケオマは町を立ち去ろうとするが、無法者の男たちに襲われそうになっていたひとりの女性を救出したことから、悪人たちの抗争に巻き込まれていく…。
【感想】
ラストで生まれたばかりの赤ん坊がこのままでは死んでしまうと言われて、主人公が「自由人だから大丈夫」みたいなこと言って馬に乗って去って行ったのに失笑してしまった。そういう問題じゃないだろうに。イタリア語なのでよくわからないが、翻訳を疑ってしまうレベル。むしろ翻訳が間違っていることを祈りたい。
ポエム風のダサい挿入歌が印象的なマカロニ・ウエスタン。
このジャンルとしては設定がよく練られていたので楽しく見させてもらいました。主人公がネイティヴ・アメリカンの血をひいており、自分を育ててくれた血の繋がってない男を父親として慕うも、その3人の息子とは戦うことになるという構図は主人公の複雑な心境を繁栄させるのに成功していたと思います。主人公がロープで縛られて馬で街中を引きずられるシーンもよかった。
一方で銃撃シーンは平凡だったと思います。私にはただ打ち合いをしているだけに見えました。ラストは伝染病で死にそうな女が出産をしながらの銃撃戦をすることで新しく生まれてくる「生」と「死」を対比する形を取っていますが、無理やりこじつけた感じで大してインパクトはなかったです。
それから冒頭に書いた結末で溜息が出た。お前が子供引き取って育てろよと言いたい。だったらなんであの病気持ちの女を助けたのかという話になるでしょう。
ちなみにこの作品の主人公は「ジャンゴ 繋がれざる者」にカメオ出演しているそうでそのことには全く気がつきませんでしたが、それなりの影響力を与えているようです。
お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆
キャスト フランコ・ネロ、ウィリアム・バーガー、オルソ・マリア・グエリーニ、ウディ・ストロード、オルガ・カルラトス
1976年 イタリア
ジャンル:ウエスタン
【あらすじ】
長きに渡って続いた南北戦争が終焉を迎え、ネイティヴ・アメリカンの血を引くケオマが生まれ故郷に帰還した。しかし、町は無残にも破壊され、伝染病が蔓延し、独裁者の支配下に置かれていた。希望を失ったケオマは町を立ち去ろうとするが、無法者の男たちに襲われそうになっていたひとりの女性を救出したことから、悪人たちの抗争に巻き込まれていく…。
【感想】
ラストで生まれたばかりの赤ん坊がこのままでは死んでしまうと言われて、主人公が「自由人だから大丈夫」みたいなこと言って馬に乗って去って行ったのに失笑してしまった。そういう問題じゃないだろうに。イタリア語なのでよくわからないが、翻訳を疑ってしまうレベル。むしろ翻訳が間違っていることを祈りたい。
ポエム風のダサい挿入歌が印象的なマカロニ・ウエスタン。
このジャンルとしては設定がよく練られていたので楽しく見させてもらいました。主人公がネイティヴ・アメリカンの血をひいており、自分を育ててくれた血の繋がってない男を父親として慕うも、その3人の息子とは戦うことになるという構図は主人公の複雑な心境を繁栄させるのに成功していたと思います。主人公がロープで縛られて馬で街中を引きずられるシーンもよかった。
一方で銃撃シーンは平凡だったと思います。私にはただ打ち合いをしているだけに見えました。ラストは伝染病で死にそうな女が出産をしながらの銃撃戦をすることで新しく生まれてくる「生」と「死」を対比する形を取っていますが、無理やりこじつけた感じで大してインパクトはなかったです。
それから冒頭に書いた結末で溜息が出た。お前が子供引き取って育てろよと言いたい。だったらなんであの病気持ちの女を助けたのかという話になるでしょう。
ちなみにこの作品の主人公は「ジャンゴ 繋がれざる者」にカメオ出演しているそうでそのことには全く気がつきませんでしたが、それなりの影響力を与えているようです。
お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆
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