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フィフス・エレメント

2009-06-14 13:14:42 | ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
監督 リュック・ベッソン
キャスト ブルース・ウィリス、ゲイリー・オールドマン、イアン・ホルム、クリス・タッカー、ルーク・ペリー、マチュー・カソヴィッツ
1997年 アメリカ、フランス
ジャンル:アクション、SF

【あらすじ】
謎の美少女・リールーに一目惚れしたタクシー運転手のコーベンは、リールーと共に地球を救う4つの石を求めて、異星の歌姫・ディーヴァの下へ向かう。

【感想】
私の中では「バトルフィールド・アース」といい勝負。思ったより酷評されていないので驚いた。監督や役者のネームバリューがなせる業でしょう。とはいえ、このタイプの映画に耐性のない人はまず無理だと思います。SF好きの私が苦しいのですから。もっと酷評されるべき。

一言で捉えどころのない映画です。
シリアスに向かうのかと思いきや一転して人を馬鹿にしたような悪ふざけの強いシーンが出てきます。特に人類を救う鍵となる石が一人の体の中から全てまとまって出てくるというのは呆れました。

概略としては異星からの侵略と戦う話ですが、根底にある作品の雰囲気に違和感を覚えてしまいます。「不真面目」という表現が合っているように感じますが、非常に中途半端な印象を受けてしまいます。この路線でやるのであればもっとコメディ色を強めた方が良かったと思う。いずれにせよ、ふざけたノリであるために登場人物達の地球を守ることへの真剣さや危機感が弱く、仮に意図したことであっても作りの甘さに映ってしまう気がしました。

ちなみにリュック・ベッソンが20年間温めた企画を、100億円の巨費を投じて完成したそうですが、それがこの内容ではただの宣伝文句として誇張しただけの話あって欲しいですね。

お薦め度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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