交渉人

監督 Ｆ・ゲイリー・グレイ
キャスト サミュエル・Ｌ・ジャクソン、ケヴィン・スペイシー、デヴィッド・モース
1998年　アメリカ
ジャンル：ドラマ、サスペンス

【あらすじ】
殺人と横領のぬれ衣を着せられた、シカゴ警察No．1の人質交渉人、ローマン。彼は身の潔白を訴えて、人質をとり連邦警察ビルに立てこもった。彼が交渉人に指名したのは、同じくNo．1交渉人のセイビアン。2人の天才交渉人が、知力と体力の限りをつくしてぶつかりあう。

【感想】
サミュエル・Ｌ・ジャクソンとケヴィン・スペイシーの演技力で作品は盛り上がり、最後まで緊迫感を持って見てられます。前半は結構引き込まれてしまいました。

しかし2人の演技力の素晴らしさが逆に、話が後半に進むにつれシナリオのチープさが目立つようになります。特に最高の盛り上げ所であるラストが、急所を外して銃撃して殺したふりをするというのはとてもIQ180の駆け引きとはいえないのではないでしょうか。（その前に他の映画でもどうような演出があったはずなのですが、名前を思い出せません）これに関しては悪いのはキャッチコピーの方ですね。

ケヴィン・スペイシーに最もはまっていた頃に見た映画ですが、それでもラストの作りこみの甘さに不満が残ってしまいました。

お勧め度：★★★★★★☆☆☆☆

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