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エリジウム

2014-09-14 21:48:35 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 ニール・ブロムカンプ
キャスト マット・デイモン、ジョディ・フォスター、シャールト・コプリー、アリシー・ブラガ、ファラン・タヒール、ディエゴ・ルナ、ウィリアム・フィクトナー、ホセ・パブロ・カンティージョ、ワグネル・モウラ
2013年 アメリカ
ジャンル:アクション、SF

【あらすじ】
2154年。人類は、汚れ無き人造スペースコロニー“エリジウム”に住む富裕層と、人口過密で荒廃した地球に住む貧困層に二分化されていた。地球のスラムで育ったマックスは、真っ当な生活を手に入れようと工場で働き始めるが、事故で致死量の放射能を浴び解雇されてしまう。エリジウムの先端医療に希望を求める彼は密航を試みるが、そんな彼の前に不法入国者からエリジウムを守るデラコート高官が立ちはだかる。

【感想】
あの憎たらしいおばさんがジョディ・フォスターだといい事実に全く気がつかず。しばらく見ていないうちに随分と雰囲気が変わりましたね。またマット・デイモンがスキンヘッドなのは役のためなのかそれても薄くなって仕方なくなのか気になるところ。どうしても人の髪って気になってしまう。

「第9地区」で一躍有名になったニール・ブロムカンプ監督による近未来アクション。

しかし実際にはSFの設定を借りた完全なアクション映画に感じました。アクションが強くそれ以外が蛇足に見えてしまうほどに。それだけにボーンシリーズが頭をよぎる既視感が強い作品でした。ただマット・デイモンがエミネムが断った役だったという裏事情を暴露したので、仮にエミネムだったらこのような感想は持っていなかったとは思う。

地球に住む人間が貧困に直面する一方でエリジウムと呼ばれる衛星都市に住む裕福層は高度な医療を受けることができる超格差社会を描いている。コロニーがいかにもガンダムっぽいなと思っていたらやはり同様の感想を持った人が多かったようです。「第9地区」に比べると世界観が弱いと言うか押し付け感があったように思います。

細かい矛盾も結構目立っていました。致死量を超える放射能にさらされフラフラになってる余命5日の男にそんな重要な任務を任せるという発想自体がおかしい。また末期の白血病であるはずの娘が顔色が普通でふっくらしており全く重病に見えないのもいただけない。

それでも作品自体は十分楽しめたのだがどうしても「第9地区」と比べられてしまう運命の作品でしょう。そうなると当然ネガティブな言葉が多くなってしまいます。実際はそんなに悪くはありません。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

エリジウム [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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