監督 シェーン・ブラック
キャスト ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロウ、ドン・チードル、ガイ・ピアース、ベン・キングズレー、ジョン・ファヴロー、ウィリアム・サドラー、レベッカ・ホール、
スペンサー・ギャレット
2013年 アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス、SF、シリーズ
【あらすじ】
“アイアンマン”ことトニー・スタークは遠隔操作できる最新型のスーツを開発したものの、戦いのストレスによって不眠症やパニック障害に悩まされる日々を送っていた。折しもアメリカ国内では、謎のテロリスト“マンダリン”による無差別攻撃が問題化。トニーの友人であるローズ大佐が捜索するも、実行犯が判らないままでいた。その頃、科学者キリアンが、トニーの会社“スターク・インダストリーズ”を訪問するのだが…。
【感想】
おっさんがヒーローを演じるこのシリーズも3作目。ロバート・ダウニー・Jrも1作目の5年前と比べると老けましたね。一方で同い年のドン・チードルは全く変わらないように見えてしまう。
本シリーズも「アベンジャーズ」があるので実質は4作目なのかもしれませんが、3作目になって方向性がしっかりしてきたように感じました。どこかで観たことあるような1,2作目より世界観が出ていた。間違いなく監督が変わった影響でしょう。ほとんど実績のない人にこれだけの人気シリーズを任せてしまうのは大変なことだと思う。作中、その「アベンジャーズ」の内容に触れる部分がいくつかあったのも、利用できるものは上手に利用しているなと感じました。
アクションシーンに関して言えばそれまでとあまり変わり映えしませんが、飛行機から空中に朴りだされた乗客を助けるシーンについては「アイアンマン」ならではの演出だったと思います。もっとこういうらしさを追求していけば、より個性的な作品になるはず。1作目で世界観が弱いと苦言したのについては本作でかなり改善されていたと評価しております。おっさん臭いのも個性という面で逆に大きな武器になりつつある。個人的にもティーンエイジャーが主人公よりも落ち着いて鑑賞できる。
ただアイアンマンのスーツが分解して勝手に誘導されるという設定については後半、少々飽きました。同じネタで長時間引っ張り過ぎ。もっとここぞという時に使う程度でいいでしょう。
シリーズとしての評価については次回作が勝負になると思います。
お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆
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