卒業

監督 マイク・ニコルズ
キャスト ダスティン・ホフマン、キャサリン・ロス、アン・バンクロフト
1967年　アメリカ
ジャンル：ドラマ、青春もの

【あらすじ】
大学を卒業したベンジャミンは、そのお祝いのパーティーでロビンソン夫人と知り合い、夫人の誘惑に負けて関係をもった。一方彼は、両親のすすめでロビンソン夫人の娘、エレーヌとつき合う。はじめは嫌々つき合っていたベンジャミンだが、エレーヌの純情さに次第に心惹かれていく。それに嫉妬した夫人は、娘に自分とベンジャミンの関係をバラしてしまう。

【感想】
ラストシーンがあまりにも有名で、よくドラマ（沢山ありすぎ）や漫画（あだち充氏のみゆき）、お笑い芸人（ウッチャンナンチャン）がパクッたりしているのを見かけますが、正直、見ているこっちの方が恥ずかしくなってきます。

しかもよく考えてみれば主人公のやってることはストーカー、花嫁強奪、近親相姦と全く褒められるものではありません。卒業したことになってますが、このタイプ人は間違いなく近い将来、犯罪を起こす予感がしてなりません。

そんなわけで自己投影することができない主人公に共感できない段階でアウトなのですが、深く考えずに雰囲気で楽しむべきだったと反省しております。

酷評でしたが、ラストシーンを含めかなり有名な作品なので映画通になりたい人は一度は観ておきましょう。

お勧め度：★★★★★☆☆☆☆☆

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