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ダーク・シャドウ

2013-08-22 18:28:31 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 ティム・バートン
キャスト ジョニー・デップ、エヴァ・グリーン、ヘレナ・ボナム=カーター、ミシェル・ファイファー、クロエ・グレース・モレッツ、ジャッキー・アール・ヘイリー、ベラ・ヒースコート、ジョニー・リー・ミラー、クリストファー・リー、ウィリアム・ホープ、デヴィッド・セルビー、ララ・パーカー
2012年 アメリカ
ジャンル:コメディ、ファンタジー、リメイク

【あらすじ】
時は1972年。200年の眠りから目を覚まし、ヴァンパイアとして子孫の前に現れたバーナバス・コリンズ。かつては繁栄を誇った名家にもかかわらず、今は見る影もなく没落してしまった末裔と出会い、バーナバスは一家の復興を心に誓う。しかし、200年のあいだに世の中はすっかり様変わり。バーナバスは何をやってもズレまくり、何を言ってもスレ違う。そのおかしな言動のせいでコリンズ家に巻き起こる珍騒動。それでも、彼の家族愛は止まらない! 果たして家族思いのヴァンパイアは、魔女の手から家族を守り、没落した一家の繁栄を取り戻せるのか?

【感想】
特殊メイクのせいでエンドロール見るまでティム・バートンとジョニー・デップのコンビであることに気がつかなかった。監督・キャスト情報が頭に入っているとバイアスがかかるのでその点ではこれで良かったと思っております。

ジャンルは一言で表現するとヴァンパイアものになります。ただ普通の人が抱いている吸血鬼像とはかけ離れたものだったと思います。あまりにマニアックな例えで申し訳ないのだが「レスリー・ニールセンのドラキュラ」に出てくるドラキュラに近いと感じました。コメディ色がかなり強いです。200年ぶりに目覚めたヴァンパイアが文明の進化と名門の衰退に直面して慌てふためくのが笑えます。

ジョニー・デップのコミカルな演技は演技自体を批判するつもりは全くありませんけど、過去にパイレーツ等で散々見てきているので目新しさはなく、さすがにもう飽きたというのが正直な感想。なんでこれだけ長い間、人気を保っているのか自分には理解できません。年齢考えてもそろそろ他の役者に代えてもいい時期に来ていると思います。一方でミッシェル・ファイファーはおばさんが無理して頑張っているあたりがとても合っていた。素晴らしいキャスティング。

ティム・バートン監督なのでここでも癖の強さも見どころの一つとなります。ただしキャラクターに関しては個性が強かったものの、映像に関しては大人しかったです。少なくとも同監督の他作品から受けたようなインパクトは一切ありませんでした。キャラを立てるためにあえて抑えたのでしょう。

ここからが結論になりますが、癖はあるけどそれが面白さにつながっているかと言われると「ノー」だったと思います。もう一つ、二つ突き抜けたものが欲しかったです。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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