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ウエスト・サイド物語

2009-08-27 00:01:14 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンス
キャスト ナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、ジョージ・チャキリス、リタ・モレノ、ラス・タンブリン
1961年 アメリカ
ジャンル:ミュージカル

【あらすじ】
ニューヨークのダウン・タウン、ウエスト・サイド。移民の多いこの街では、二つのグループが何かにつけ対立していた。リフをリーダーとするヨーロッパ系移民のジェット団と、ベルナルドが率いるプエルトリコ移民のシャーク団だ。ある日、ベルナルドの妹・マリアはシャークのメンバーに連れられて初めてのダンスパーティに出かける。マリアはそこで一人の青年に心を奪われる。しかし、それは許されない恋だった。彼の名はトニー、対立するジェット団の元リーダーだった……。

【感想】
古典ミュージカルとしては「サウンド・オブ・ミュージック」と双璧をなす知名度かと思われます。

よくミュージカルが苦手という人は「出演者がいきなり踊りだすのが全く理解不能」と言う人が多いですが、この映画はその典型かもしれません。指を鳴らしながら道を歩いている少年達がいきなり踊りだす光景はまさにそれ。その点では癖が強いのは確かなので、楽しむには寛大な気持ちが必要でしょう。

ストーリーは二つの対立する少年グループにおける許されない恋愛を描いたわかりやすい内容となっています。言うまでもなく「ロミオとジュリエット」を現代風にアレンジしたような話です。それだけに起承転結がはっきりしているので退屈しません。具体的にはグループ間の対立、二人の恋愛の盛り上り、取り返しのつかない事件、主人公の悲劇。展開としては4つに分かれると思います。

この映画は大ヒットしましたが、にもかかわらず元々知名度の高かったナタリー・ウッドを除いて本作品の出演者達はこの映画を最後に大した仕事に恵まれることはありませんでした。非常に厳しい世界であることを実感できます。

オープニングで模様のような映像がニューヨークの街並みに切り替わるシーンは驚きました。

以上になりますが、使われている曲も有名なものばかりでその点ではミュージカルとして申し分ありませんが、前述したようにいきなり踊りだすにやや抵抗があるので「サウンド・オブ・ミュージック」と比べると若干敷居が高いのが難点かもしれません。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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