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ロード・オブ・ザ・リング

2006-01-30 02:16:10 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 ピーター・ジャクソン
キャスト イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、リヴ・タイラー、ヴィゴ・モーテンセン
2001年 アメリカ、ニュージーランド
ジャンル:ドラマ、アドベンチャー、ファンタジー

【あらすじ】
冥王サウロンが失ったのは、世界を滅ぼす邪悪な指輪。それを手にしたフロドが、指輪を破壊するために「滅びの亀裂」と呼ばれる火口へと旅立つ

【感想】
映画としては革命的だったのでしょうが、最近のCGバリバリのRPGにてその空間を自分の意思で好きなように移動できるのに慣れてしまっている以上はこの世界観はそれほど新しいとは思わなかったです。それだけに往年の名作と比べると心打たれるものが弱かったので点数は厳しいです。

シナリオについても同様でドワーフ、エルフ、魔法使い、人間など様々な職種を仲間にしてオーク等の名前は聞いたことのある敵を倒していくような誰もが知っているものなので目新しさは特に感じませんでした。(とはいえこれらは全て「指輪物語」がベースですからパクリではないのですが・・・。)

その第1作目は導入的な意味合いがとても強いです。フロドの旅の目的が明らかになり、それがいかに前途多難な道のりであることを紹介したところで話は終わりになります。とりあえず雰囲気や世界観を味わってくださいという製作者側の意図が強く感じられてしまったのは少し残念です。おかげで「フロド、死ぬな!」って2度も必死に演技されても「1作目で死ぬわけないわな」と冷めた目で見てしまった。

本音をいえば、「どうしても次も見たい」という感情ではなくて、話題作だから次も見ておこうかなといった感じだったのをよく覚えています。だたし2作目以降からは盛り上がります。

CGについては圧巻のレベルであるのは間違いありません。この手のCG映画の場合、必ず1シーンは無理があり違和感を覚えるカットがあるのですが、本作についてはそれが一切なかたったです。細部まで手抜きなしです。

歴史的名作と言われる本作を否定的に扱うのは抵抗があります。ただ少なくともゲーム慣れしている人にはお薦めできないと言わせていただきます。

お勧め度:★★★★★★☆☆☆☆


ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション

ポニーキャニオン

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