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アウトロー

2010-10-01 19:00:47 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 クリント・イーストウッド
キャスト クリント・イーストウッド、ジョン・ヴァーノン、ソンドラ・ロック、ビル・マッキーニー、チーフ・ダン・ジョージ、サム・ボトムズ、ジョン・デイヴィス・チャンドラー、ローヤル・ダーノ、マット・クラーク、ジョン・ミッチャム
1976年 アメリカ
ジャンル:アクション、ウエスタン

【あらすじ】
抗争の続く南北戦争。テリル大尉率いる北軍ゲリラに、妻子を殺害されたジョージーは、復讐を誓い反逆グループに参加する。戦火をくぐり抜け闘いながら生まれる、様々な出会いと別れ。彼は自分のアウトローとしての生き方を見いだしていく。そして、ついにテリル大尉との対決を迎える…。

【感想】
主人公の癖である黒い色の唾を吐くのが実に汚らしくしかもキャラを立てるために何度も繰り返されるので頭に焼きつく。おかげでこの映画の印象といえば「汚い唾」になっています。某プロレスラーを思い出したのは私だけではあるまい。
「良い子は真似してはいけません」という行為によって主人公のアウトローを演出するという手法なのだろうが、ここまでやるとくどいです。

あらすじに書いた通りでロマンスやロードムービーの要素を詰め込みつつもウエスタンならではの残忍さや銃撃戦をメインにストーリーは進行します。唾吐き以外は非常にストレートな映画だと思います。それだけにクリント・イーストウッドならではの光るものがあると良かったのにと勝手な高望みをしてしまいました。

「アウトロー」ということなのですが、家族を殺された悔しさが復讐という形で彼をアウトローと呼ばれる行為に駆り立てているだけの話であって、極自然なことをやっているだけだという印象を持ちました。

ヒロイン役のソンドラ・ロックは他の映画でも犯されている役を見たことがあります。細身で華奢、コケティッシュな顔立ちなのでこんな役どころが似合ってしまう女優さんです。クリント・イーストウッドとは入籍せずに長年共に生活してたとか。

ストレートな作りだけに時間と共に類似作品によって埋もれてしまった映画と言ったところか。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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