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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで

2011-05-29 23:36:22 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 サム・メンデス
キャスト レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、マイケル・シャノン、キャシー・ベイツ、ディラン・ベイカー、マックス・ベイカー、ジェイ・O・サンダース、デヴィッド・ハーバー
2008年 アメリカ、イギリス
ジャンル:ドラマ、ロマンス

【あらすじ】
高度成長期に沸く50年代のアメリカを舞台に、新興住宅地“レボリューショナリー・ロード”に住む夫婦が、理想と現実の狭間で苦悩する姿を描く。

【感想】
「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットのコンビがぎくしゃくした状態の夫婦を演じるということで「ロマンシング・ストーン」の二人が「ローズ家の戦争」で泥沼のバトルを繰り広げた流れを連想しました。偶然ではなくて狙っていたのではないかと推測しています。それにしてもこの二人も完全におっさんとおばさんですな。時の流れを感じてしまったのが本作に対する一番の印象だったりします。

生活そのものは安定していても、どこか退屈で息苦しい毎日を送っている夫婦が現状を打破しようと考えたパリ移住計画が原因でどん底に堕ちていく話。

以下、完全にネタバレ 未見の方注意。

パリに移住を計画することで二人の仲が一時的に持ち直す。→妊娠発覚をきっかけに計画が狂い夫婦仲に亀裂が生じる→ついにぶち切れたレオナルド・ディカプリオが思わず吐いてしまった言葉が致命的な一撃となる。→その翌日はなぜか経験したことのないような最高の朝を迎える→思いつめていたケイト・ウィンスレットの破滅的な行動

上記のような流れで進行するので非常に静と動のメリハリが効いていたと思いました。従って飽きることなく最後まで鑑賞させてくれると思います。2時間よりも短く感じました。またこれだけ流動的で怒鳴り合いの場面があるにもかかわらず、どこか落ち着いた雰囲気が漂っているのはサム・メンデスらしいです。この監督だからこそ創り出せる独特な雰囲気がありました。

ただ、このシナリオに対する私なりの感想を述べさせていただくと「フリーダムな国アメリカなんだから我慢しないで離婚すればいいだけなんじゃないの?」という救いようのないことを考えてしまいました。ここは気取っても仕方が無いので思ったことを素直に書くことにした。これだからロマンス系が苦手なのでしょう。

大の苦手ジャンルの映画に対する感想なので戯言だと思って受け流して下さい。映画としての作り方はしっかりしていると思います。  

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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