監督 デヴィッド・リンチ
キャスト ジョン・ナンス
1976年 アメリカ
ジャンル:ドラマ
【あらすじ】
ガールフレンドから赤ちゃんを産んだと知らされた印刷工の男が、その赤ちゃんの異様な泣き声のため次第に悪夢と狂気の世界へ入り込んで行く
【感想】
脳内麻薬。
伝説のカルト映画ですが、確かに凄いとは思うが、決して褒められたものではない。
映画の定義を明確に定めるのは難しいが、アート的な要素が強く、その枠から外れてしまっているのではないかという指摘をされるのは仕方がないと思う。
本作に限らず同監督作品に共通して言えることですが、そこに具体的かつ正しい解釈は存在せず、鑑賞側の自由な発想に委ねているのではないかと思います。
ちなみに私の場合、「消しゴム頭でも、変人ならではの人生が用意されている」という印象を受けました。もちろんこの解釈が正しいわけもないし、人によっては全く逆の発想(まともに生きることさえも許されない男の話)だったりするのだと思います。
どのように捉えようが、あくまで自由。意味不明なら意味不明の一言でかまわない。現に私も意味不明ですから。意味不明だからこそ理解してやろうと思って何度も観てしまう中毒性がありますが、結局何度観ても意味不明なままなのが本作なのだと思う。いつかは監督本人による解説をしてもらいたいものです。(DVD版には解説があるそうです。)
とはいえ、今だからこそこのようなことが書けるのであって、最初に本作を観た時は「酷いものを見せられた」と後悔したものです。かみ合わない会話、登場人物の奇行、不気味な映像や音楽、そして何よりもあのリアルな塊。牛の胎児ではないかという説が支配的らしいですが、真相が明かされていないのも怖いです。またラストにて向かいの住民の浮気を見た主人公が、奇形の子供を憎しみの目で睨み付ける以降のシーンには背筋が凍ります。
カルト映画の代名詞ですが、軽い気持ちで鑑賞してトラウマになっても当方では責任持てませんのであしからず。
お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
キャスト ジョン・ナンス
1976年 アメリカ
ジャンル:ドラマ
【あらすじ】
ガールフレンドから赤ちゃんを産んだと知らされた印刷工の男が、その赤ちゃんの異様な泣き声のため次第に悪夢と狂気の世界へ入り込んで行く
【感想】
脳内麻薬。
伝説のカルト映画ですが、確かに凄いとは思うが、決して褒められたものではない。
映画の定義を明確に定めるのは難しいが、アート的な要素が強く、その枠から外れてしまっているのではないかという指摘をされるのは仕方がないと思う。
本作に限らず同監督作品に共通して言えることですが、そこに具体的かつ正しい解釈は存在せず、鑑賞側の自由な発想に委ねているのではないかと思います。
ちなみに私の場合、「消しゴム頭でも、変人ならではの人生が用意されている」という印象を受けました。もちろんこの解釈が正しいわけもないし、人によっては全く逆の発想(まともに生きることさえも許されない男の話)だったりするのだと思います。
どのように捉えようが、あくまで自由。意味不明なら意味不明の一言でかまわない。現に私も意味不明ですから。意味不明だからこそ理解してやろうと思って何度も観てしまう中毒性がありますが、結局何度観ても意味不明なままなのが本作なのだと思う。いつかは監督本人による解説をしてもらいたいものです。(DVD版には解説があるそうです。)
とはいえ、今だからこそこのようなことが書けるのであって、最初に本作を観た時は「酷いものを見せられた」と後悔したものです。かみ合わない会話、登場人物の奇行、不気味な映像や音楽、そして何よりもあのリアルな塊。牛の胎児ではないかという説が支配的らしいですが、真相が明かされていないのも怖いです。またラストにて向かいの住民の浮気を見た主人公が、奇形の子供を憎しみの目で睨み付ける以降のシーンには背筋が凍ります。
カルト映画の代名詞ですが、軽い気持ちで鑑賞してトラウマになっても当方では責任持てませんのであしからず。
お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
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