監督 J・リー・トンプソン
キャスト リチャード・チェンバレン、シャロン・ストーン、ハーバート・ロム、ジョン・リス=デイヴィス
1985年 アメリカ
ジャンル:アドベンチャー、アクション、シリーズ
【あらすじ】
アフリカで消息を絶った考古学者の父を探しに行くため、娘・ジェシーは秘宝を探しに出ようとしていた冒険家・クォーターメインを雇い冒険の旅を始めることになるが・・・。
【感想】
今では痛々しいだけのシャロン・ストーンおばさんが放つ若々しさが眩しかった。知的で危険な女役の印象が強いですが、本作のようなコミカルな役柄も立派にこなしていました。時系列で見ると「氷の微笑」は当然として「トータル・リコール」よりも前。実質的な初の大役となった作品のようで初々しさがあるのも納得です。
肝心の作品はと言えばタイトルからも予想できるように「インディ・ジョーンズ」の影響を大きく受けたような内容なのでオリジナリティは高くありません。本家のような洗練された演出があるわけでもありませんが、B級冒険活劇として捉えるなら十分に楽しめると思います。
中でも人食い族に捕まって二人が大きな坪の中で煮られるシーンのB級具合は好みです。こんな状況であるにもかかわらず全く危機感が感じられない能天気な所が本作を象徴していると思う。演出の面白さよりもキャラの魅力で勝負している面があったと思う。アドベンチャーなのでこれではいけないのでしょうけどどこか憎めない。
ただ謎解きの要素がほとんどなかったのは残念。ヒロインの父親が宝のありかを知る教授である設定を全く生かしていない。序盤で助け出したらもう用なしになってしまいます。もっと上手に活用すれば完成度は上がったと思う。変わりにキーとなるのが現地の先住民でこちらは無理がありすぎだった。
アクションも今の女優さんなら事前にしっかり訓練して激しいアクションをこなすことが当たり前となっているのに対し、本作は本当にいい加減だと思う。シャロン・ストーンには運動神経の片鱗すら感じ取れなかったです。皮肉なことにだからこそB級感がよく出ていることにつながっている面もあるのでしょう。
お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆
キャスト リチャード・チェンバレン、シャロン・ストーン、ハーバート・ロム、ジョン・リス=デイヴィス
1985年 アメリカ
ジャンル:アドベンチャー、アクション、シリーズ
【あらすじ】
アフリカで消息を絶った考古学者の父を探しに行くため、娘・ジェシーは秘宝を探しに出ようとしていた冒険家・クォーターメインを雇い冒険の旅を始めることになるが・・・。
【感想】
今では痛々しいだけのシャロン・ストーンおばさんが放つ若々しさが眩しかった。知的で危険な女役の印象が強いですが、本作のようなコミカルな役柄も立派にこなしていました。時系列で見ると「氷の微笑」は当然として「トータル・リコール」よりも前。実質的な初の大役となった作品のようで初々しさがあるのも納得です。
肝心の作品はと言えばタイトルからも予想できるように「インディ・ジョーンズ」の影響を大きく受けたような内容なのでオリジナリティは高くありません。本家のような洗練された演出があるわけでもありませんが、B級冒険活劇として捉えるなら十分に楽しめると思います。
中でも人食い族に捕まって二人が大きな坪の中で煮られるシーンのB級具合は好みです。こんな状況であるにもかかわらず全く危機感が感じられない能天気な所が本作を象徴していると思う。演出の面白さよりもキャラの魅力で勝負している面があったと思う。アドベンチャーなのでこれではいけないのでしょうけどどこか憎めない。
ただ謎解きの要素がほとんどなかったのは残念。ヒロインの父親が宝のありかを知る教授である設定を全く生かしていない。序盤で助け出したらもう用なしになってしまいます。もっと上手に活用すれば完成度は上がったと思う。変わりにキーとなるのが現地の先住民でこちらは無理がありすぎだった。
アクションも今の女優さんなら事前にしっかり訓練して激しいアクションをこなすことが当たり前となっているのに対し、本作は本当にいい加減だと思う。シャロン・ストーンには運動神経の片鱗すら感じ取れなかったです。皮肉なことにだからこそB級感がよく出ていることにつながっている面もあるのでしょう。
お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆
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