沖縄ダイビングショップ「リベルテ」那覇店

沖縄でのPADIのライセンス講習の模様や慶良間諸島でのダイビングログを毎日更新しております。

沖縄の梅雨っていつからいつまでですか?

2011年05月22日 | ■お知らせ

こんにちはリベルテのトシです。

最近沖縄の梅雨に関して、皆さまの関心が高いようですので、この機会にご説明したいと思います。

ご存知のように、沖縄は日本で一番早く入梅し、一番早く梅雨明するのですが、厳密に何月何日~何月何日までとお応えするのには不確定要素が多すぎて、なかなか的確な答えができにくいのですが現状です。そこで、今までの統計的なデーターを記載しますので、ご参考にしていただければと思います。 ここ10年の平均から梅雨入りは5月9日、梅雨明けは6月21日で梅雨の期間は43日ということになります。ちなみに今年は入梅が早く4月下旬に入梅しました。





沖縄の梅雨の傾向

沖縄の梅雨は雨ばかりの日が続くわけではなく、入梅したとたんに晴天の夏のような日が続いた事も有るくらいですので、本土の人にとっては、あまり梅雨らしくない梅雨かもしれません。また「一日中シトシトと降り続ける」というよりも「ザーと勢いよく降って、後は晴れ!」というのが特徴です。  特に慶良間や無人島チービシ等のダイビングポイントは雨が降りにくく、那覇で雨が降っていても慶良間は晴れているということが多々あります。


沖縄の梅雨は「雨の日は多くならず、多少降る量が増える程度」


沖縄の平均降水量グラフ


沖縄の平均降雨日数グラフ

 上のグラフは、沖縄の平均降水量と平均降雨日数です。 梅雨の時期の5月、6月は降水量は多くなっていますが、右の降雨日数をみると、他の月と大きく変わりません。 つまり、「雨の日は多くならず、多少降る量が増える程度」とお考えください。

※9月の降水量が極端に多いのは台風が原因ではないかと思います。

沖縄の梅雨の良いところ

梅雨の時期は皆さん沖縄旅行を避ける傾向があるようで、5月の連休直後~夏休み前の7月前半まではツアー料金なども比較的安くなっています。  
 ・人が少ない
 ・料金が安い
 ・ダイビングポイントは晴れていることが多い
と、私的には以外に狙い目だと思っています。(営業トークじゃなくて・・・)梅雨じゃなくても夏の沖縄はスコールの様に雨が降ることが多く、梅雨の時期が他の時期と比べて特に旅行に向いていないとは思えません。 住んでいる私も本土にいる時より梅雨を意識したことは少ないくらいです。 ですので、ぜひこの時期もダイビング計画の候補にしてもらえればと思っています。

沖縄の梅雨の花



本土での梅雨時期に咲く花といえば「あじさい」ですが、沖縄では「月桃(ゲットウ)」が有名です。月桃は、沖縄名でサンニンと呼ばれ、ショウガ科の植物です。梅雨前に白い可憐な花が咲き、初秋には赤茶色の実がなります 。葉には特有の芳香があり、庭先などに植えることで家や庭木を害虫から守る植物として活用されています。

沖縄の梅雨の海



この時期、海では多くの生物が産卵の時期を迎え、幼魚も増えてきます。 特に有名なのがサンゴの一斉産卵です。 5月~6月の大潮の前後に行われることが多く、産卵があった翌日は、海面に赤い帯のようにタマゴが浮いているのが確認されます。  毎年、サンゴの産卵を狙って、ナイトダイビングを行っておりますので、ぜひご参加されてはいかがでしょうか? 運が良ければ、世紀の一瞬に巡り合えるかもしれません。

 サンゴの産卵ナイトダイブに関してはこちらをご覧くださいませ

リベルテ トシ

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