ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

ジョージィは見た! 『男と女』 の物語(16)

2008年04月04日 02時21分02秒 | Weblog
[個人史]: 男と女、恋愛、性、ミッション(使命)
※ 終話に向けて 努力中...

最後の一切れを残して彼女は「もうお腹いっぱい。あとは食べて..」と勧める。
『夕食は摂ったから、全部食べてもいいよ』 と、私。
「じゃあ半分ずつ,,」 と二人で裂いて 彼女の満足げな笑顔を見ながら 一緒に食べた。

食べ終わると彼女は「食べたら眠くなった。もう寝る。」と云うので、大きな船室に並ぶ 彼女のベッドまで送り 『ぐっすりおやすみ』 と声をかけ、彼女がカーテンを閉めるのを確認しながら、 まるまる船の反対側にある船室の私のベッドに戻り 私も寝た。

<夜の船は寂しすぎ>
私は しばらくウトウトしたが、 枕が変わると眠りが浅い。 深夜にぼんやりと目が覚めた。
船のエンジン音が船内に響き渡り独特の雰囲気である。
再び寝ようとしたとき 「ハッ」とした。

もし彼女が目覚めた時、この雰囲気の中で 以前の事を思い出し、空しい思いが彼女を襲わないだろうか?
もし、それがあったら今度は彼女を止めようがない。

<深夜のストーカー?>
私は ベッドから起きて 廊下に出ると 皆熟睡中だから 無人の廊下に居ること自体(私が一番)怪しすぎる。
一時間のうちに何度も トイレを装いつつ、自分のベッドから起きだして、 彼女のベッドまで行っては、 スリッパは動いてないか? 彼女が起きた様子はないか? カーテンの向こうでちゃんと寝ていて欲しい。 と願いつつ 朝まで繰り返した。

(続)-※次回完結予告

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