ジョージィは見た！ 『男と女』 の物語（７）

［個人史］： 男と女、恋愛、性、Myミッション（使命）
（プライベートな事なので気をつけたい。 直近の出来事は記録できない理由でもある。　だが、記録しなければ先に進まない）

＜帰りに．．＞
その年の連休も 急に北海道の いなか に住む友人を訪ねて見たくなり、ついでの 車での北海道半周旅行も終えて、 帰りのフェリーに乗り込んだ。

夕食を終えると、あちこち歩いてみたが とうとう時間つぶしに窮して 船内ロビーのテレビのある場所に向かった。

＜若い女性＞
ロビーには大勢の人がイスに掛けていたが その中に 出航前の待合室で見かけた女性がいた。　私はあちらこちらと動き回るが 彼女が視野に入るとき 必ず静かに座っている様子が妙に印象的で記憶に残っていた。

私は 彼女の斜め後ろの空いていた端っこのイスに掛けて テレビ（ＢＳ）を見ていた。　一時間ほどしてやがて一人・・、二人・・ と次第にロビーから部屋に戻って行くので 「私もそろそろ・・」 と考え始めた時だった。

＜”声をかけよ！”＞
突然、私のこころの中に 「彼女に声をかけよ！」 と命じることばがあった。　（ナンパではない）
だが私は即座に 『それは無理だ』 と感じた。
私の長い人生、見知らぬ女性に （ナンパなどで） 声を掛けた経験がないのである。
それはいまでも変わらず、 プライベートな言葉を掛けようと思っても まるでフレーズが出てこないのが現実なのだ。　（女性に対しては最悪である）

私はおよび腰で 心の中に響く ”ことば” を無視しようとしたが、 それでもさらに 「早く！ 声をかけよ！早く！・・」 と急かされるばかりだ．．。

（続）

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