日経WOMAN「中野翠のときめきMOVIE」より抜粋
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少女たちの孤独感が胸に迫る
韓国出身女性監督の手による傑作
早めにこの映画のことを知ってもらいたい。10月9日公開予定の「冬の小鳥」は味わい深い傑作です。多くの人に、特に女の人に見てもらいたい映画です。
(中略)
孤児というのは、他人より早く大人にならざるをえなかった子どもたちのことだ―――とつくづく思った。私自身は平凡で無難な子ども時代を送った人間なのだが、ジニやスッキの気持ちが手に取るようにわかるような気がする孤独感というのは幸せな幼い者でも直感的に知っている普遍的な感情だからかもしれない。
孤児を主人公にしながら、この映画がありきたりで薄っぺらな「泣ける映画」にとどまっていないのは、ジニをはじめ主要登場人物(主に女の子だが)の人物の彫が深く、型にはまらない面白みがあるからだ。
(中略)
・・・「この監督、ちゃんと人間を見ている人だな」と私はうなったのだった。
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KBCシネマ上映を見逃した方、この機会にぜひ!!
「ホームページを見ました」と受付で言ってくださった方は前売り料金でご入場できます。
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