ヒロちゃん一言居士

世の中に対する警句を随時発する

葉月雑感’14

2014-08-17 17:08:29 | Weblog
 昨日(8月16日)は、大雨と大雨の間で、幸いにも、京都の伝統行事「大文字送り火」も、滞りなく済み、ご先祖も満足して、御帰りになったことだと思う。
 尚、この「大文字送り火」の行事のことを、京都以外の人々は「大文字焼き」と呼ことが多いが、私はこの呼び方は、大嫌いだ。なんか、駄菓子の様な品のないな響きがある。これは伝統ある、京都の「お盆」の最終を飾る重厚な行事である。各都市のこのような行事は、その土地で言われている、伝統的な謂いを、是非、正しく伝えていくことを切に願う。

(1)内閣大改造

 内閣改造は、総理大臣の重要専任事項である。従い、時期、人事の詳細等は、当日の発表まで、絶対的な秘密の最たるものであるべきだ。
 ところがこの国では、必ず、事前にマスコミが、情報を流す。マスコミの、事前予想は自由であるが、それを、総理自身が、漏らすなら、大きな問題であると考える。
 好意的に見れば、それとなく囁いて、世間の反応を確かめたいと言う事だと思う。実際は、総理自身が漏らすか、事前に受諾の意思を確かめるため、指名されるであろう候補者自身が漏らしている可能性が強い。つまり、秘密の自慢話を、事前に、他人に漏らして、悦に入ると言う、全く幼児的発想から来るのではないかと疑う。
 この国は、国益や、公益を考慮して、絶対に秘密にすると言う事が守られないケースが、昔から多い。それは、私に言わせれば、先進国には相応しくない幼児現象の典型である。
 政治家だけではなく、マスコミも、その幼児的行為をよく仕出かす。朝日新聞の、今回の「従軍慰安婦報道」の反省も、その事が齎した最たる事件の反省文である。
 もう少し、国民全体が「付和雷同」を慎み、大人に成らなければならない。


(2)ヘイトスピーチを、法で規制しようとする動き

 これも、上述した件と、やや繋がる問題であるが、「ヘイトスピーチ」等を、公の場でする人間は、誠に卑しく、教養のない輩である。それを、国が、法で規制するなど、これまた、非常に幼児的である。法で規制しなくとも、自らその様な卑しい行為をしないと言うのが、本当の大人の態度である。

(3)高校野球

 この件も、この欄で何度も話題にしているので、今更の感もあるが、敢えて言う。今、酣で、地上波、BSで、複数チャンネルで、放送されてること自体が、余りにも馬鹿げている。特に、後援者でもないはずの「NHK」で放送される意味が解らない。
 何度も言うが、この「高校野球」は、高校生の課外活動の一つであるスポーツ活動の中の、その又、一種類であるに過ぎない。幾ら、日本の主要紙の「朝日」と「毎日」が後援しようが、それは、この2紙の、売り上げ向上を目指した宣伝活動の一つに過ぎない。
 また、勉強もろくにしていない、高校生の、ホームランや、タイムリーヒットの得点シーンや、凡打に仕留めた時の投手の「ガッツポーズ」等は、私は寒気し、絶対見たくない、下らないパフォーマンスであるが、何故多くの人に受け入れられるのか、私の理解の範疇を大きく超える。
 私は、野球は嫌いではない。しかし、高校野球の、クレイジーなテレビ中継は絶対認められない。
早く、通常番組編成に戻し、古い「チャンバラ映画」や「サスペンスドラマ」を見てみたい。

(4)この20日から北欧への旅行

 全く私的な話で恐縮だが、縁あって、この20日から、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーに10日間ほどの旅行に行く予定だ。もう私も、年齢的、且つ、体力的に、そう頻繁には海外旅行に行けない。今回の旅行で、海外旅行も最終になるかもしれない。旅行中に何か面白いことを体験すれば、またこの欄をお借りして報告するつもりである。

                        ヒロちゃん拝