ヒロちゃん一言居士

世の中に対する警句を随時発する

弥生雑感’13

2013-03-18 17:17:26 | Weblog
(1)京都府伊根町での、風力発電機、倒壊事故
 元々、風力発電ほど、効率の悪い発電は無いと、私は考える。詳細に、コストを分析、比較したわけではないが、一機、数億円もする、風力発電機器が、たった十数年で、廃棄処分になる様なものが、もし30~40%の高率の発電であったとしても、到底ペイする物とは思えない。よく、発電効率の比較が新聞などに出ているが、本当に、耐用年数などを考慮しての比較かどうか、非常に疑わしい。
 前にも、この欄で少し言及したが、原発は、どうであろう?
 本当に、設置する時に、廃棄処分の費用や、事故が起こった時の損失予想などを盛り込んだ、発電効率を計算した上での設置だったとは思えないことは、今回の、福島の事故で明らかである。
 但し、現時点で、既に、膨大な費用をかけて、また、設置地元に多額の寄付を続けて、装置は何時でも稼働できるものがあるのに、難題を吹っかて、稼働させないことには、コスト比較から言って全く理解できないことでもある。

(2)WBC準決勝敗退
 まあ、このメンバーで、よくここまで来たというのが正直な感想である。それにしても、どんなスポーツであろうとも真実であろうが、頭を使えないアスリートは、敗退する。
 今回の、プエルトリコ戦での敗退は、正に、投手、野手とも頭を使っていないことにその原因のすべてがある。
 唯一の例外は、井端選手である。この欄で、何度も指摘している様に、投手は、ツーストライクを取れば、絶対、ストライクを投げてはいけない。また、野手は、ボール球に手を出してはいけない。野球はすべて、それができたチームが勝つ。パワーや、守備力は勿論大切だが、国を代表する選手同士の戦いでは、そんなことより、上述したことが一番大切なことである。

(3)石川遼
 今のままでは、もう2~3年で、世の中から忘れ去られる選手になる様な気がする。
私が、彼のプロデビューの時に指摘したように、あまりの早いデビューに、その始まりから、非常に懸念したことが現実になりつつある。ゴルフは、メンタルスポーツの典型である。つまり、飛距離が最大200ヤードの選手でも、一流になろうと思えばなれるスポーツでもある。メンタルが強ければ。では、メンタルの強さは、どうして培うかが勝負になる。一言でいえば、死ぬほど練習して、だれにも負けないくらいの技術を身に着け、自分自身に全幅の信頼がおけるようになること。そんなことは、だれでも分かる、しかしそれができないのが、現実だ、と言えばそれまでの話である。彼は、今更言っても仕方がないが、どこか、ゴルフに強い大学でも行って、4年間、楽しく過ごしてから、プロになった方が良い、と私は数年前にこの欄で指摘した。しかし、周りがそれを許さ無かったのであろう。しかし、結局、デビューが遅れて、逸したであろうものより、はるかに大きな代償を払うことになるのではないかと思う。

(4)安倍首相の今
 取り敢えず、現在までのところ、非常に無難に、その職務を遂行している。ここ数代の首相の中でも、小泉さんをしのぐ勢いだとも言える。
 「好事魔多し」のことわざもある。自重し、慎重に、かつ大胆にことを進めてほしいと切に願う。
何度も言うが、もしずっこけるとすれば、中国、韓国、米国、ロシアの、4か国との外交関係に端を発することは間違いないと思う。その内、一番難しいのが、対中国関係だと思う。
 どうすれば良いのか?
難しい。でも、敵に回し、一部の「似非愛国者」受けする政策、言動を正面切って振り回し、大向こう受けすると思った時が一番危ないと思う。少し、国民から見ると、軟弱と思われ、不人気な政策をとる方が、時間はかかってもそれが正解ではないか。
                     ヒロちゃん拝