茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

秋愁という言葉から

2014-08-29 08:31:33 | 養生・薬膳
気温がすっかり下がり、秋の足音が近づいてまいりました。

何年か前に、なんとなく思うように元気がなかった秋頃。母が、私にこう言いました。

秋愁qiu1 chou2

という言葉がありますよね。

気持ちが沈みがちなのは、天気のせいだ。とその時、その言葉に救われました(笑)

遠い昔、「愁」という漢字を作った古人は、秋が始まり、人間のその気持ちの特徴に、気づいたのかもしれません。

さらに、秋が深まり落葉しはじめると、人間は、自然の美しさに感嘆しながらも、物悲しさや寂しさを感じやすくなります。

その人間の気持ちの変化は、

天人相応(tian1 ren2 xiang1 ying4)

と言います。季節ごとに、人間の体の変化は、自然界の変化と相応しいという東洋医学の基本的考えです。

年を重ねていくにつれ、自分や家族の養生に気を配るようになりました。

好きな事に触れ、適当に体を動かし、安定した気持ちを保つように、心がけています。

次回は、趣味の中国茶、秋のおススメとその東洋医学的根拠を紹介します。どうぞお楽しみに。

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