撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

ウズベキスタンの旅 「サマルカンド」

2018年11月20日 | ウズベキスタンの旅
4日目
この日は、一日中サマルカンドに滞在する。
今回の旅では、このサマルカンドを一番楽しみにしていた。



まず最初にサマルカンドペーパーの紙すき工房へ



紙すき工房

白樺の木を潰して紙を作る、昔の紙すき方法を実践して見せてくれた。




ポストカードや紙で出来たバッグなどを販売していたが、木の味わいがある厚みのある紙だった。



ポストカードを購入する


次にウルグベク天文台へ


【ウルグベク天文台】


1424年にこの天文台を作ったウルグ・ベクの像


天文台の全容
入口を入ると一部しか残っていない地下のアーチ部分がある




地下のアーチ部分
壁は大理石
500年以上前に今の天文学と少ししかずれない太陽暦を導き出したという、最先端の天文学研究が行われた。



天文台遺跡の前にある博物館



ウルグベク天文台を復元したもの










こんな風に向かい合って博物館と天文台が建っている
円形文台跡のカーブの土台も再現されている




天文台の高台から見た景色
この辺りでは一番高い



考古学博物館】


建物の看板







昔の釜土や壺などが展示されているが、
紀元前7世紀頃の「ソグド王の宮殿跡」で見つかった高松塚古墳のような壁絵が東西南北に描かれて残っているのが素晴らしいと思った



















ウズベキスタンは文化の発展した素晴らしい国だったのだな~としみじみ思った




いよいよサマルカンド・ブルーと呼ばれるシャーヒズィンダ廟へ

【シャーヒズィンダ廟】

美しい青いドームの壮大な霊廟建築群
11世紀から20世紀にかけて建てられました。
ティムールゆかりの人々の霊廟が一直線に並んでいたが、こんな美しいブルーの廟は今まで見たことが無かった。



霊廟への階段
階段を上がる前に願いを祈り、上がりながら数えた階段数と、降りる時に数えた数が一致したら願いが叶うと言われている
一致しました~♪


入口を抜けたらこのブルーの光景が広がった


















廟に入ってみる














内部















女の方に自分の写真に入って欲しいと言われ、「こんなオバちゃんの私でいいのかいな?」と、思いながら彼女と一緒にホーズを取る。
「じゃあ、私も」と、私のiphoneで一緒に撮ってもらうと、
「私、日本人の携帯に一緒に写っているよ-!」と、この画像を周りの皆に見せて回る可愛いらしい方でした。















サマルカンドの街は信号がほとんど無い、そして皆さん運転はとても上手だ。
道路はとてもキレイに整備されている所と、昔ながらの道が混合している。
走っている車は、ほとんどがウズベキスタン製の車。
日本車は全く見かけなかった。


昼食の後、グリ・アミール廟~ビビハニムモスク~レギスタン広場を徒歩で観光する。







【グリ・アミール廟】
















ブルーと金の内部
3Kgの金が使われている




















【ビビハニムモスク】
1399年から建設が始まり、1404年完成。イスラム圏最大規模のモスクだったそうです。











巨大な大理石のラウヒ(コーラン書見台)





内部は補修工事をしていました







途中の景色






近くの学校
ウズベキスタンは30歳以下が60%の若い国だそうだ。
子供達がすれ違うたびにニコニコしながら「こんにちは」「ハロー」等と、声をかけてくれる。
どの子も可愛らしい。
これからウズベキスタンはどんどん発展していくだろうなと、思った。


ウズベキスタンが70年間ソ連連邦だった頃、アラル海から河川で豊富な水を引き込み、国家から綿花栽培が割り当てられた。
9月になると学校も1ヶ月休みになり、国民全員が朝から晩まで綿花摘みに駆り出されたという。
今ではアラル海は干上がり、10分の1に縮小してしまっている。


【レギスタン広場】

とても行きたかったレギスタン広場









真ん中のティラカリ・メドレセ
ティラカリは金という意味

内部に入って納得
溜息が出るほどの豪華さ美しさでした。






















右側のシェルドル・メドレセ。
上部に顔が書かれている






左側のウルグベク・メドレセ



メドレセの中









メドレセの中庭






メドレセの中にはお土産屋さんもある









 
夕食のケバフ
目的のサマルカンドのシャーヒズィンダ廟とレギスタン広場のメドレセを観たので、後はどうなってもいい気分になり夕食を少し食べた。
これが後に響いてくるとは…

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