珈琲おいしい

日々の日記の予定だったけど最近ゲームコラム風。いまとなってはレゲーレビューブログかな。

ASH-ARCHAIC SEALED HEAT 【DS】

2005-10-23 04:17:45 | Nintendo DS
『ARCHAIC SEALED HEAT-(アルカイック シールド ヒート)』
略して『ASH』(アッシュ/灰)
『ミストウォーカー』が手がける『DS』初の作品がちょっとすごい事に。
携帯機『DS』では実現できないじゃないか!?と思われていたレベルの
美麗画像が、実現しそうなタイトルだ。


『ミストウォーカー』といえば『XBOX360』で、
『ブルードラゴン』(キャラクターデザイン:鳥山明)や
『ロストオデッセイ』(キャラクターデザイン:井上雄彦)といったコンテンツを
発表している。さらには『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親
『坂口博信』氏を中心として、今とっても熱い会社だろう。

『坂口博信』といえば、『美麗映像』をメインにし、
『美麗ストーリー』をテーマにゲームを仕上げるイメージが強い。

個人的には『ゲーム性』よりも『演出』に重点を置くクリエイターさんだと
思ってる。で、『XBOX360』の二作品を見たときは、すごく『らしさ』と
いうものを感じていた。もちろん、ハードの性能も手伝ってるし。

しかし、驚きはそこではなかった。
なんと、今回『DS』で『ASH』(アッシュ)と呼ばれる
『シミュレーションRPG』の制作を始めいていることを発表した。

いや、これがね、驚きの映像でして。
プレステ時代の『FF』と同じ要領で、背景画像を制作しているらしいが、
すごくリアル系なのだ。

正直管理人も『DS』でここまで出来るのかぁ、と未だに半信半疑ですが、
期待には応えてくれそうな感じ。

そもそも『プレイステーション3』や『XBOX360』では、美麗映像を
提供することが前提だけど、『DS』でそこにチャレンジする人がいるとは…。
流石、古きよき時代のクリエイターだなと。
なんか、『DS』でこだわりの映像を出すために、いろいろ新しいことに
チャレンジしている様子も伺える。(先週のファミ通より)

開発側も楽しみながら制作している雰囲気が出ており、
いい雰囲気の中で出来るゲームにきっと悪いものは出てこないだろうと
今から勝手に予想し、期待して待つことにしました。
面白いといいなぁ。

~~~~~

個人的には『坂口博信』といえば『ファイナルファンタジー』をリアルな
演出で世に提供し、現在のゲーム業界にある「美麗映像ありき」という
流れを確立した第一人者であると思ってる。

それがいいか悪いかは分からないけど、彼のリアル系の演出へのこだわり。
これは一人のクリエイターが求める表現方法のひとつで、個人的にはアリ。

心配なのは、このソフトがバカ売れした場合、
『ミストウォーカー』規模の会社で、これだけの映像が作れるという流れが、
『DS』というプラットフォームに第二の「美麗映像ありき」を生まないかが
ちょっと心配。

『ミストウォーカー』がどのくらいの規模を持つ会社なのか知らないケド。


ユーザーが『美麗映像』を本能的に「スゴイ!」と思うという欲求。
これは侮れない事実っていうのもある。だけどソレを突き詰めると
『遊び』の根本からはなれちゃう。
単に一人の『クリエイター』で終わるならソレはいいことだが、
商売がこの上に乗っかるので、話はややややこしくなるな。

1つの『商品』というよりは『作品』として世にゲームを提供する『坂口博信』。
良くも悪くも『クリエイター』なんだな、と感じた今日でした。


【美麗】
びれい:美しく立派な・こと(さま)。


《関連ページ》
ミストウォーカー(公式Webサイト)
XBOX360(公式Webサイト)

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