仏独は欧州の懸案解決を
仏選挙で、マクロン大統領の中道系新党「共和国前進」が勝つた。
既存の二大政党はともに大敗した。
新政権は停滞する経済を労働市場改革などの活性化策で立て直すことが重要だ。
この数年、
ギリシャの財政危機、シリア難民の大量流入、英国の欧州連合(EU)離脱決定と
欧州を揺るがす問題が相次いだ。
EUは内向きになったり、域外に有害な壁を築いたりすることなく、
前向きな改革と統合を 仏独 を中心に進めてもらいたい。
EU離脱を決めた英国は、当にならない。
戦後のヨーロッパは一変した。影響力は弱くなった。
世界は、欧州中心、米国中心から、中国中心に変わろうとしている。