くまぷーの海外ドラマblog

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あれこれ見ています。

デスパレートな妻たち3 第11話「裏切りの連鎖」

2007年12月13日 | デスパレートな妻たち
【ガブリエル】
ガブリエルはビルとピクニックデートすることになったが、キャラに合わないアウトドアで内心辟易。でも無理してあわせていたところ、カルロスが電話で割り込んでくる。カルロスがマイクの家に住んでいると今になって知ったガブリエルは、彼がビルとの仲を邪魔するのではないかとイライラ。
またビルと趣味の合わない映画を見に行った帰り、玄関にピンクのバラの花篭が。ビルではないというので、カルロスに嫌がらせだろうと怒鳴りこむが否定されてしまう。
気になって仕方ないガブリエルは、ビルのボランティア活動(これも趣味じゃない)に行く途中に花屋によって送り主を聞き出そうとする。しかし花屋が教えなかったので、花屋を閉じ込めて送り状を読もうとする暴挙に出る。
そんなガブリエルの姿を見たビルは、まだカルロスに未練があるのだろうと別れを告げる。
ガブリエルもカルロスも、お互いもう踏ん切りはついていたものの、あまりにお互いをよく知りすぎていて新しい相手を見つけることの難しさを思い知るのだった・・・

【ブリー】
突然現れた前妻アルマに卒倒したブリーだったが、アルマが友好的で、過去を清算してすっきりしたいだけだと言うので一安心。そこで、オーソンに疑いを抱くスーザンを出し抜くために、食事会を開いてアルマをみんなに紹介する。
ところがスーザンが刑事にオーソンの不倫のことをタレ込んだせいで食事会はめちゃくちゃに。激怒したブリーはスーザンに絶交を言い渡すのだった。

【スーザン】
スーザンはイアンに「もう会わない」と約束したものの、マイクのところに弁護士がついたことを知らせに行く。しかしイアンから会うのを止められていることを話し、切ない気持ちをこらえて別れることに。
それでもどうしてもマイクを救いたい一心で、オーソンとモニークの不倫のことを刑事に密告するが、そんな時ブリーからは仲直りの食事会に誘われる。
イアンともども食事会に参加したスーザンはアルマの登場に目を疑うが、さらにタイミング悪く刑事が食事会の最中にやってきてオーソンを連行してしまう。
スーザンの言い訳からボロが出て、イアンはスーザンがまたマイクに会いにいったことを知って喧嘩になるが、「愛してるのはあなた」と言ったことで、イアンが機嫌を直して喧嘩はなし崩しに・・・

【リネット】
ケイラがスカヴォ家に引き取られてくることになるが、自分の部屋をゆずることになったパーカーをはじめ、子供たちは心から歓迎できない様子。それでもリネットとトムはなんとかケイラを迎え入れようと努力する。
しかしそんな気持ちを踏みにじるように、ケイラは我が物顔で振舞う。最初は彼女を特別扱いしようとしたリネットだったが、祖母譲りの大事な人形をあげたのに、ボロボロに壊して捨てられていたのを見てショックを受ける。
それを聞いたトムはわけ隔てなくビシバシやってもいいと言うが、ケイラはなおもつけあがってあからさまな嫌がらせを繰り返す。リネットは力ずくで言うことを聞かせると周囲の目が厳しいので、子供たちを使って「子供が騒いでやってること」を装うが、それも限界だった。
トムはケイラに問いただすが、ケイラは「あの人のせいでママは死んだ」と思っていたのだった。トムの説得でいい子にすることは約束するものの、しかしケイラはリネットのことを「好きにはなれない」と言い切るのだった・・・

【ジュリー、オースティン】
ジュリーは、オースティンに求められても、最後の一線は勇気がなくて超えられないでいた。それでも紳士的な態度を崩さないオースティンについてダニエルに話していたところ、それを聞いていたアンドリューから「他の女で発散してるんだよ」と言われて不安になる。
そこでとうとう最後までいってしまうが、実はオースティンはダニエルと浮気していたのだった。オースティンは罪悪感からもうやめようと言うが、ダニエルは隠してれば平気だと・・・

【マイク】
追い詰められて、初めてスーザンだけが友達だと悟ったマイクだが、もう遅かった。そんな落ち込むマイクの前に、同じ留置所に入っていたポールが現れた・・・

【アルマ】
アルマはかつてオーソンをハメてできちゃった結婚したのだが、オーソンの気持ちだけは縛ることができなかった。頼みの綱の子供を流産してからは夫婦の溝は決定的なものになっていた。
ところがある日オーソンの浮気を知ったアルマは、夫の気を引くために家出を決行。ところがオーソンは振り向かず、そのままアルマはカナダで自分探しをしていたのだという。
そしてアルマはブリーの元を訪れて「今までのことをすっきりさせよう」と過去が清算されたかのように振舞うが、その後イーディの仲介でウィステリア通りに家を買って落ち着くことに・・・

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今シーズンの最初に見たアルマ失踪前の回想シーン・・・
前後切ったらあんなに違ったものに見えるなんて、スゴイ。まさに藪の中。でも、まだまだ全貌が見えているわけではないので、最後になって「結局こうだったのかー」ってことになるのかもしれないけど。
だって・・・あのキャロリンが預かっていたDVの診断書と写真はなんだったんだ?
それ自体は「グロリアと組んで殴らせるなどして捏造」ってことになるのかもしれないけど、アルマが失踪前にオーソンに怯えていた事実があったからこそ、キャロリンが疑惑を抱き警察に訴えたという経緯があるわけで・・・
なんだか色々混乱しそう。

でも、アルマも相当めんどくさいキャラだなー。「すがりついてくれなきゃー!」とか・・・あれはオーソンが愛情をもてないって突き放すのもまぁわからないでもない。
ただ・・・でも、無理やり縛られてる間にされちゃったとか、寝てる間に開腹手術でもされて精子を採取されたわけでもあるまいし、一応自覚があったから責任取らされたわけで、どういういきさつで「ハメられた」のか聞かないことには、無理やりできちゃった結婚させられたって言われてもなぁ、と思ったりする。
「あなたってほんとに赤毛が好きなのね」には笑ってしまった。モニークも、演じてるキャスリーン・ヨークはしっかり赤毛だし。確かにオーソンの趣味は一貫してるなー。
ブリーは最初失神するほどのショックだったのに、「夫を殺人犯にしたことを反省しろ会」に気持ちを切り替えるあたりは、久々にブリーらしいしたたかさを見た気がする。
それでもアルマの怨念とスーザンの破壊力がそれを上回りそうだけど・・・

ところで、ブリーのマーシャ・クロスはそろそろおなかが大きくなってるころなので、そろそろ胸から下は映さなくなってきているようだ。意識して見ないと気付かない程度にうまくごまかしきっているのがすごい。胸も大きくなってきてるし、肌の感じがツヤツヤしてる。
アルマが訪ねてきたシーンなど、ばったり倒れたのでどっきりしてしまった。あれはスタント使ったかな?
「グレイズアナトミー」のベイリー役のチャンドラ・ウィルソンは妊娠してる役ということにして、出産をエピソードに取り込んで乗り切ったが、設定上キャラが妊娠できないと映し方を工夫してごまかすしかない。それでもブリーはまだ家の中のシーンをほとんどにすればごまかせるけれど、「FBI~失踪者を追え」のサム役のポピー・モンゴメリーは捜査シーンをどう乗り切っているのだろう。顔も丸くなってたし。
ブリーは出番が少なくなることはあっても、完全に休みになるエピはないようなので、ブリーの顔や体の変化に注目して見ていくと面白いかもしれない。

ガブリエルは・・・あれはほんとに計算しつくしたカルロスのいたずらでは?
「なのにオレとしゃべってる」っていうあたり、してやったり感がにじんでるんだけどなぁ。前の「書類偽造してガブリエルに誘惑させて復縁狙い」とかと同じ匂いがするんだが。最後にぷぷっとか笑ってたし。
それは抜きにしても、結局あの二人は割れ鍋に綴じ蓋なわけで、元鞘になったほうが周囲も迷惑かけられなくて済・・・じゃなくて、お似合いだと思います、えぇ。
しかしカルロスも昔はちゃんとイイ男してたんだな。始まった頃にはもう、釣った魚にはカード渡して放置、っていう状態になってたから、あんなにマメに花を贈ってたりするような彼を見たことがない。ただ金があったからじゃなくてそういう一面があったからこそ、結婚を決意してここまで連れ添ってきたんだなーというのがわかったような気がする。
「色々あったけど、けっきょくお互いしかいなかったね」っていうオチに行きつくのかどうなのか、いい意味で期待を裏切って欲しい。
でも・・・カルロス以上の相性の男はいないと思うんだな、やっぱし。

リネットとケイラのなさぬ仲の確執はなかなかシビアなのだが、「あの人のせいでママは死んだ」ってケイラが言った時にドキっとしてしまった。もしや、死の直前の現場の様子を誰かチクったか?と・・・
でもそうじゃなかったようでとりあえずはほっとした。リネットの失言のせいでノーラが撃たれた、なんてケイラの耳に入ったら、「好きになれない」どころの話じゃなくなるもんなぁ。
今のところは時間と愛情と忍耐が解決する、としか言いようがないが・・・ケイラってまさに「ミニノーラ」!もしリネットに矯正されなかったらろくな人間にならないこと間違いないっつーか、トムみたいなダメ男とその周辺を確実に何人か不幸にするような将来が待ってそうだ。
しかしそんな深刻な状況の中で、久々にちゃんと双子ちゃんに脚光が当たって、なかなかいい演技してるのがうれしかった。ケイラに対しての心のこもってない、ぽてぽてぺちぺちとさわる「歓迎」とか。
リネットが「TVを見ながら」って提案した時、三人三様の演技をしたのがみょーにおかしかった。ニヤ、パァッ!、え? みたいな。双子でもそれぞれリアクションが違うというか、どっちだかイマイチわからないのだが、片方の子だけ演技がうまくなってきてるような気がする。

スーザンがイアンとマイクにかまけてるからっ!ジュリーが・・・かわいいジュリーが(涙)
イーディおばさんもちゃんと抑えておいてくれればいいのに。あーあ、ジュリーもだめんずへの一歩を踏み出してしまったようで。しかしさすがダニエル・スキモノカンプ。原語では「Little Miss Van De Tramp」だそうだが・・・(英語に詳しい方どなたか教えてください)
しかしスーザンのマイペースぶりは回を追うごとにひどくなるような。仲直りしようって言ってきてるブリーの電話を途中でぶっちぎったり、マイルールな解釈でマイクに会いに行ったり。
約束を破っておきながら言うに事欠いて・・・
「そんな、あなたおかしい!なんでそんな理不尽なこと言うの?」
ええええ・・・また出たよ「私は悪くない病」・・・それを「愛してる」のひとことで追及の手を緩めるんだから、イアンも甘いなー。つーか、あの方の声で「あ、そこ・・・」とか言われると、孫の手で背中かいてるんじゃねーんだからよ!とかついムカついてしまうわけだが。

ポールとマイクが囚人仲間とは。殺そうとした方と殺されそうになった方の呉越同舟か。・・・あれ?どっちが殺そうとしたんだっけ?マイク?
ザックも戻ってくるようだし、ほったらかしになったポールの問題が動いてくるかな?ていうか、ほったらかしになってる話が多すぎて、そろそろ思い出せなくなってきてるよー!


【 脇俳優チェック 】

◆オーソンの元妻アルマ .... Valerie Mahaffey
「FBI~失踪者を追え2」20話「人生の最後に」では、マーティンのおばボニー役で登場。ボニーは末期がんで再発して余命二ヶ月の状態で姿を消すが、捜索の過程でヤミの安楽死に手を貸していたことが分かる。
「たどりつけばアラスカ」ではアダム(Adam Arkin)の奥さんイブ役。
「ER」第5シーズンでは、ロス先生退場の最後の引き金をひく存在となったジョイ・アボット役。ジョイの息子リッキーが難病で苦しむのを、キャロルとダグは病院の枠を超えて親身に面倒見るが、ある意味キャロルの熱意に応えようとしたロスが次第にイブの気持ちに引きずられて違法行為に踏み込んでしまい、雪崩的に病院での立場がなくなっていったのだった。
「ザ・ホワイトハウス3」7話(NHK放送では6話)「消えた潜水艦」で、歳出委員会のタウニー役で登場。国家芸術基金の予算1億500万ドルが国立公園の警備強化に回され、基金が潰されそうになっていることを知ったトビーがタウニーに掛け合うが、タウニーは「見込みのない芸術家に予算を割くのはバカらしい」と、予算をつぎ込んでいた担当者の更迭を要求するのだった。
「アリーmyラブ3」17話「悲しみを乗り越えて」で、アリーが担当した夫殺しのノーラ事件で、彼女がかかっていたセラピスト役。裁判でノーラについて心神喪失を証言する。
夫は俳優のJoseph Kell(「CSI:マイアミ」でアレックスの同僚の検死官グレン役。妻子を養うため依存症を隠して粗雑な仕事ぶりをしていたが、証拠品の酒に手をつけて追い込まれ悲劇的最後に)。
「CSI:7」8話に登場予定。

◆花屋 ....  Myra Turley
映画「父親たちの星条旗」では、硫黄島に星条旗を立てた写真で間違いが生じた、ポール・ウォーカー演じるハンク・ハンセンの母マデリーン役を演じていた。
「フレンズ」第9シーズン21話「不妊検査にドッキドキ」では、モニカとチャンドラーが不妊検査を受けにいった産婦人科のナース役。チャンドラーに「容器」を渡す場面で登場。

◆入れ墨の囚人 .... Cristos
全身のタトゥーは自前で、それが売りになって悪役を演じている俳優の一人。
「ER」第12シーズン1話「再会と別れと」では薬物依存の患者キングズレー役。ニーラについた粗忽で泣き虫の医学生が彼の心音の雑音を聞き逃したために、ニーラに怒鳴られて泣いてしまう。
「CSI:マイアミ」第1シーズン24話「死刑台への脱走」では、刑務所内での囚人殺害で、事件発生時に近くにいた囚人のひとりで登場。ホレイショに名前を聞かれて「カルロス・ニコ」と名乗るが、うなじに「モントーヤ」とタトゥーが入っていたために監視タグが入れ替わっていたことが発覚する。

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2 コメント

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tramp,調べました。 (パンダ子)
2007-12-14 15:54:56
「売春婦」「ヤリ○ン」という意味があるそうです。
パンダ子さん (くまぷー)
2007-12-20 18:05:30
ありがとうございます!
な、なるほど・・・それを全然気にしてないダニエルってのもキョーレツですね。
お返事遅くなってすみませんでした。

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